超都市国家シンガポール的日常 ブログ

HP「超都市国家シンガポール的日常」の日記です。日本を離れた旅好きのオタクは、シンガで生き延びることができるか?
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日帰りバクタプルの旅で、元日早々タクシーが…!!
あけましておめでとうございます。カトマンズで元日を迎えました。
と言ってもネパール暦では新年は4月なので、お店も学校も1月1日から通常どおり営業中。私たちは、カトマンズからタクシーで約40分のところにある、古都バクタプルに行きました。15〜18世紀にかけてネパールが「三王国並立時代」だった頃に、首都のひとつとして栄えた街です。



赤茶の煉瓦の建物が並ぶバクタプルは、まるで映画の中のような景色。
実際、ベルナルド・ベルトルッチの映画「リトル・ブッダ」の多くのシーンが、この街で撮影されたそうです。落ち着いた町並みは京都や奈良の荘重さにも通じるものがあり、なんだか懐かしい気がしました。
余談ですが、カトマンズのレストランで隣り合わせたネパール人さんと話が盛り上がったときに、夫が法隆寺で撮った写真をipadで見せたら、彼は逆に「おー、バクタプル!」と言っていたんですよ。日本とネパールの文化は、意外にも親和性が高いかも知れない…?!



ところでバクタプル名物は、「ズーズー・ダウ」というヨーグルトです。
これを、旧市街の寺院を改装したカフェで食べてみたら、美味しいのなんのって!!コクがありながらさわやかな甘みで、いくらでも食べられます。ネパールの言葉ではヨーグルトの王様という意味の名前だそうで、なるほど納得。きっと三王国時代の王様も、こんなにおいしいヨーグルトなら、喜んで食べたに違いないよ…!
その後、カトマンズのレストランでもカレーの付け合わせとしてこのヨーグルトが出てきたため、「コレおかわりちょーだい」と言ったら、タダで追加してくれましたよ。ワーイ(^_^)。



そんな楽しいバクタプル日帰り旅行の帰りに、思わぬアクシデントが。
カトマンズから往復で移動を頼んでいたタクシーに、右後方からバスが衝突してきたのです! マルチスズキ(ネパールで最も多い、インド・スズキ生産の乗用車)のタクシーの、右ドアの後部はボコッとへこんで塗料がはげてしまいました。後部座席の右側でうとうとしていた私は「なんだなんだ?!」とビックリ。
幸い誰も怪我はなく、車の運転にも支障は無かったたのですが、その後のタクシーの運転手さんVSバスの運転手&乗客との舌戦はすごかった。お互いの車を路肩に寄せて、20分に渡って喧々囂々の大激論。最終的にバス側の乗客3人が、タクシーの運転手に現金で修理代を渡して、示談が成立しました。ああ、これが最終日に空港に行くタクシーとかじゃなくてよかった…



出張でたびたびインド(←交通マナーがかなりひどい)や、中東(←交通マナーがすごくひどい)に行く夫も、自分が乗った車が追突されたのは初めてだと言っていました。1月1日早々飛んだ大当たりだゼ(^_^;)!今年の我々には、なんかツキがあるかも知れません。
昨晩シンガポールに戻ってきたら、イースト・コースト・パークウェイの秩序だった車の流れに、改めて目を見張りましたよ。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) | -
神様の国ネパールで年越し
今ネパールにいます。シンガポールから直行便で5時間。
歴史ある建物が多く残る首都カトマンズから、ヒマラヤ山脈を望む街ポカラへと移動し、またカトマンズに戻ってきました。どちらも日本人観光客がいっぱいいます。日本では久々に長い年末年始休暇ですからね(^_^)



ポカラでは「フォクシン」という場所へのトレッキングを試みました。
「地球の歩き方」に書かれていた、田園の畦道を通って丘陵を登り、渓谷に架かる吊り橋を渡るというコース。ヒマラヤ山脈の一角、アンナプルナの山々のパノラマが拝めるのです。
「歩き方」には一本道をひたすら歩く、という具合に書かれていたのですが、これが現実は全然違う!田園の中の道は何度も途切れ、渓谷への道なき道は、斜面を覆う石や小岩がうっかりすると崩れ落ちてきます。こんなん素人がガイド無しで歩くのは不可能だわー!!結局目的地の前でリタイア。
「歩き方」さん、もう少し安全面に配慮したコースを吟味して載せてください・・・



翌日はサランコットという標高1592mの丘から、7000m級のヒマラヤの山々を鑑賞。
雪を戴くアンナプルナの高山、眼下に広がる峡谷や蛇行する川、あまりの雄大さに言葉を失うほどです。おまけにこちらは、ポカラの市中から展望台まで終始タクシーで来られる(笑)!シンガポールでラクで便利な暮らしに慣れきった私たちには、気楽に絶景を拝めるこちらの展望台の方が合っています。それにしても、白く輝くヒマラヤ山脈の姿は神々しい・・・



今夜はカトマンズの中心、タメル地区で年越しです。
「ビクラム暦」という独自の暦を正式に採用しているネパールでは、新年は4月。ちなみにネパールでは、現在は2068年なんですよ!だから12月31日なんて実は年越しでも何でもないのですが、「330万の神様がいる」と言われるネパールから、ひっそり2013年が良い年になるよう祈ろうと思います。
皆様、良いお年をお迎えください。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 15:30 | comments(2) | trackbacks(0) | -
雨季のモルディブ、どんより紀行
週末にかけてモルディブに行っていました。インド洋の至宝の島国。
実は2009年の3月にも行ったことがあり、そのときの美しさが忘れられず、今回も同じリゾート島のホテルを予約していました。「あのきれいな海で熱帯魚を見まくるぞー」などと、夫も私も楽しみにしていたのです。が…



到着した途端、鉛色の曇天。せっかくの透明な海もくすんで見えます。
「あれー、ぜんぜんモルディブらしくない色だね」
「波が高すぎて魚が見えないよ。桟橋の影に蠢いてるのは判るのにぃ」
実は10月〜11月にかけてのモルディブは、雨季と乾季の変わり目に当たり、いちばん天候が荒れる時期だったのです!今回の滞在期間中、ほとんどの時間が曇っているか雨が降っているかで、モルディブらしい真っ青な空とアクアマリンの海の色は、ほとんど楽しめなかったのでした。トホホ。雨風が強まると、絶海の孤島だけに、ゴォォォと唸る波音が恐ろしいくらいです。



それでも一瞬の晴れ間に、すかさず写真撮影にいそしみました。
ビーチの岩場にじゃぶじゃぶ突っ込んで行ったら、ちゃんとパウダーブルー・サージョンフィッシュ(青い体と黄色いヒレが美しすぎる魚。大好き!)や、サドルバックバタフライフィッシュ(チョウチョウウオ)の群れが見られました。よし、これぞモルディブだ!
ところで前回ここを訪れたときは、浅瀬の波の上からデジカメを構えただけで、これらの熱帯魚をくっきり撮影できたのです。が、今回は波が荒れすぎで、デジカメを持って水の中を歩くことすらできませんでした(←転ぶよ…)。残念だわー。



シンガポールからモルディブへは、直行便で4時間半で行けます。
日本から行くよりもはるかに楽ということもあり、シンガ在住日本人の中でも、たいへん人気の高いリゾートです。が、訪れる時期を選ぶ場所だなーとつくづく感じました。10月は避けた方がいいですよ!12月〜4月の乾期がベストシーズンだそうです。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 16:02 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ヴェネツィア突撃ひとり旅
スイス・イタリア旅日記の続き、その7。ここから一人旅です。
夫は仕事に戻るべく、ミラノからシンガポールへ帰りました。しかし航空券を予約するときに「ヨーロッパはなかなか行けないので、何日か延長して好きなところへ行ってくれば?」と言ってくれたのです。わーいヽ(*´∀`)ノ
そんなわけで、ミラノ中央駅でマルペンサ空港に行く夫を見送った後、自分もそそくさと電車に乗り込みました。旅の締めくくりに、ヴェネツィアへ行くのです。



ヴェネツィアは世界で一番好きな街です。私が訪れるのはこれが3回目。
どこが好きかというと、やっぱりあのドラマチックで非現実的な空間!中世以来馬も馬車も入れず、現在も自動車すら入れない街なので、1000年積み重ねた歴史がそのままごっそり残っているのが壮観です。数百年前のガイドブックが今でも使えちゃうらしい。
運河から立ち上がる瀟洒な館も、水路をひっきりなしに行き交うゴンドラやヴァポレットも、迷路のような小径の向こうに突然現れる広場も、何もかもドラマチック。そのうえ真夏は、真っ青な空と運河の反射が見事なコントラストを作り出し、ますます絵画的な景観になっています。この華麗な景色を、ダンナさんも見れば良かったのにぃ(^_^;。





今回はサン・マルコ寺院やドゥカーレ宮殿等の大観光ポイントはパスして、大好きな画家の絵がある教会などを回りました。私は16世紀に活躍したヴェロネーゼという画家の絵が大好きなのですが、同時代にティツィアーノとティントレットがいるので、日本ではいまいち影が薄い(T_T)。でもヴェネツィアには宮殿や教会に、彼が残した華やかで劇的な大作が山のように残っているのです。
ヴェネツィア本島北部にあるサンティッシマ・ジョヴァンニ・エ・パオロ教会には、壁から天井から、ヴェロネーゼの大作で覆われている礼拝堂があります。ここの椅子に腰掛けながら、ヴェロネーゼの描くあたたかい聖母子や鮮やかな色彩の世界を眺めるのは、至福のときでした。やっぱり宗教画は、美術館よりも教会で見るのがあるべき姿だよねぇ…





本島東部にあるアルセナーレにも初めて行ってみました。造船所跡です。
12世紀に創立されて、最盛期の16世紀にはガレー船を建造する工員が1万6000名も働いていたというアルセナーレは、今も16世紀に建てられた塔が入り口を守っています。歴史ロマンだなあ。
入り口にはちょっと間抜けな顔をした4頭のライオン像が並んでいます。これが実は、ギリシャから持ってきた古代の彫像なんですって!海洋時代のヴェネツィアの国力の大きさが、こんなところにも感じられます。
現在アルセナーレはイタリア海軍の管理下(!)に置かれていて、内部には高い通信塔が立っているのが見えます。入り口から敷地内を必死に覗き込みながら、いずれでっかいガレー船のレプリカでもおいて、最盛期のドックの再現を見せてくれないかなあと思ったのでした。





ヴェネツィアは、実は女性の一人旅に最適な地だと思っています。
何といっても治安がいい!スリや詐欺など小規模のトラブルが多発するイタリアの中にあって、例外的な治安の良さではないでしょうか。だって自分のまわりにいる人々も、ほぼ全員が世界各国から来た観光客ですからね(笑)。人と目が合えば、「やあやあ、あなたも私もおのぼりさん」という感じで、微笑みあってしまいます。車が入れない街なので、交通トラブルもなく、夜に歩くのも安心です。夜景がまたいいんですよ、これが。
旅の最大の目的は非日常を味わうことだと思いますが、その最たる街といえる「歴史そのまんま」のヴェネツィアは、本当にステキです。たまには一人で訪れるのもいいですよ。ユーロが安い今がチャンスです!

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 18:28 | comments(0) | trackbacks(0) | -
シンプロン峠をバスで越えてミラノへ。ナポレオンの道
再びスイス・イタリア旅日記の続き、その6。この時点で8月25日です。
ツェルマットでスイスの旅を終え、イタリアのミラノへ移動しました。氷河急行→電車→バス→再び電車、と乗り継いで5時間の旅です。
実はツェルマット→ミラノは通常なら3時間台で行けるのですが、2011年6月にシンプロン峠のトンネルで火災が起きたため、現在この区間の鉄道は不通なのです!乗客はイゼッレという国境の駅で電車を降ろされ、何台も連なって待つバスに向かって、大荷物を引きずってぞろぞろ歩いていくのでした。思いがけずナポレオンが整備を命じたシンプロン峠の道を、バスで越えるという貴重な体験をしましたよ。再び電車に乗ってミラノに着いた頃には、もうグッタリ。



今回の旅行のテーマは「各地に住む友人を訪ね歩く旅」でした。
ミラノでは、仕事のため大阪から移り住んでいる、夫のお友達と合流。彼があちこち案内してくれたおかげで、ドゥオモをはじめとする観光名所から穴場の人気レストランまで、幅広い散策を楽しめました。地元のスーパーでは彼の顔なじみの店員さんたちから、「おお、ジャポネーゼ!ナガトーモー!」と陽気な声をかけられましたよ。長友がインテルのファンにしっかり根付いていることが感じられて、ちょっと嬉しい(^_^)



お友達が予約してくれたおかげで、「最後の晩餐」も見られました。
私がサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会へ、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いたこの壁画を見に行ったのは、実は二回目です。が、以前に行ったときは修復が終わる直前だったので、まだ絵の上に足場が組んであったのです。今回は遮蔽物なしに、修復が完了した壁画全体を見られて、たいそう感動しましたよ。
絵の中に描かれたキリストと十二使徒は、ひとりひとりが動き出しそうな存在感。私は、両手を胸に当ててオーバーアクション気味な使徒フィリポに、特に釘付けになっていました。だって美男子なんだもーん(笑)。
この壁画がある部屋はご存じのとおり元・食堂ですが、左の壁の上部に窓があります。絵の中のお食事風景も、それを反映して右側の壁に光が当たり、左側が暗くなっているのがリアル。壁画と部屋全体が、見事にひとつづきになっているのです。この絵を見ながらごはんを食べた修道士たちは、グッと来ただろうなあ。



この時期のミラノは、連日35度くらいありました。日本にも劣らぬ暑さ!
でもイタリアの皆様は一切日傘を差さず、むしろ「夏に日焼けをしないでどうするか!」くらいの勢いで、手足を露出して歩いています(スイスも同じく)。そこで私も「郷に入っては郷に従え」の精神で、燦々と日差しを浴びながら散策していました。しかしドゥオーモのてっぺんに登ったときには、さすがにクラクラしましたよ。白い大理石の外壁と尖塔が、日差しをキョーレツに反射していて、目に痛い!皮膚に熱い!真夏のドゥオーモはサングラス必携です。



ああ、それにしてもイタリは本当にごはんがおいしい。最高です。
お友達が連れて行ってくれたブレラ地区のレストランは、カジュアルな雰囲気ながら、長友もよく来る(!)という知る人ぞ知るお店でした。そこに集まる人集まる人皆が、何だか「ただものではない」って感じでしたよ。美男美女でファッショナブルな人が多いのです。我々はぽやーと見とれながら、「あっちにマイケル・ダグラスが…」「あのテーブルのシャラポワが…」と、美しい人々に勝手な呼び名をつけて話題にしておりました。ギョーカイ人御用達のお店だったのかしら。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 19:18 | comments(0) | trackbacks(0) | -
マッターホルンを見ながらトレッキング。なぜここで雲が…
再びスイス・イタリア旅日記の続き、その5。
ローザンヌの後は、山岳リゾートのツェルマットへ移動しました。
今回の旅は主に「各地に住む友人を訪ね歩く旅」というのがテーマだったため、都市部を中心とした滞在でした。しかし「やっぱりスイスに行くからには、山歩きもしないと!」と、私がいささか強引にスケジュールにねじ込んだのです。
実は以前に一人旅でツェルマットに来たことがあり、そのときトレッキング中に眺めたマッターホルンの美しさが、ずっと忘れられなかったのです。



ところが午後にツェルマットのホテルに着いたら、なんと雨降りー!
空は灰色の雲に覆われて、マッターホルンなんて影も形も見えません。さっさとお昼寝をはじめた夫の横で、私は恨めしそうに外を眺めながら、ipadをいじっていました。その後SNSの閲覧に没頭しかけていたところ、ふと窓の外が明るい…と思って空を見上げたら、雨が止んで雲の間から突然マッターホルンが姿を現したのです!
「起きて起きて起きて!マッターホルンが出てきたよ!!」
夫を叩き起こして、ツェルマットの中心を流れるマッター・フィスパ川まで出てみたら、橋の上には角笛のようなマッターホルン(4478m)が鎮座していました。さっきまで雲に覆われて何ひとつ見えなかったのが、嘘のような巨大さです。山の天気の変化の速さと、生マッターホルンの神々しさに感嘆。



翌日は登山鉄道でゴルナーグラート展望台へ出発。3089mの高地です。
実はツェルマットはものすごーーーく日本人観光客の多い村で、どこもかしこも日本語の案内が充実。登山鉄道のアナウンスも、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・日本語で行われるのです。ヨーロッパのそこかしこにいる中国人観光客の皆さんが、ここにはほとんどいないことにビックリ。標高1620mの村の中は、環境保護のため電気自動車しか入ることができず、大型バスで団体客が乗り入れられないのが理由と思われます。

そんなわけで極めて快適な(あわわ)登山鉄道に乗って、30分余り。どんどん大きくなるマッターホルンを眺めながら、展望台の駅に到着です。ところがこの日のマッターホルンは、てっぺんだけ帽子を被ったかのような雲に覆われていたのです。この旅行中ずっと快晴に恵まれてきたのに、何で一番晴れてほしいところが曇りになるんだーー!(号泣)



しかし最大の問題は雲ではありませんでした。強風です。
モンテ・ローザやブライトホルンなど4000m級の山々が見渡せる展望台には、ものすごい風が吹いていました。はっきり言って寒い!真夏なのに!!
目の前に迫るゴルナー氷河やシュヴァルツ氷河の迫力には圧倒されましたが、それ以上に顔面に叩きつけるような強風の冷たさに、おちおちカメラも取り出せません。それなりに厚着をしていったつもりだったのに、高山の天気の厳しさをナメてましたよ…。結局 展望台の売店で、マッターホルンのアップリケが付いた手袋を買ったのでした。トホホ。



展望台の後は、マッターホルンを眺めながらトレッキングに挑戦。
登山鉄道で一駅分降りて、ローテンボーデン駅(2815m)から、二駅先のリッフェルアルプ駅(2582m)までの山道を降っていくコースです。ローテンボーデンまで降りてくると風はだいぶ弱まっており、どうにか歩くことができました。この近くにはリッフェルゼーという湖があり、風のない晴天の日には「逆さマッターホルン」が見えることで有名。が、この日の眺めはほぼダメダメでした(>_<)。でも湖にぼんやり映る青いマッターホルン(雲かぶり)と、岸辺を埋め尽くす白い花々に感動しましたよ。



トレッキングコースの途上では、他にも次々に高山植物に出合うことができました。青いカンパニュラやピンクのヤナギラン、白いアキレアなど、険しい岩陰にひっそりと咲いている花々は可憐そのもの。雪をかぶったアルプスの山を眺めながら、野生の花が咲く道を歩くと、まさに天上の世界という感じです。あまりの美しさに、不安定な岩の道を歩く苦労も吹っ飛びます。次の日はすごい筋肉痛だったけど!



翌日の午後、イタリアへ出発するため、ツェルマットを後にしました。
この日もマッターホルンは雲に覆われたままでした。結局今回、我々は初日の夕方にしか、完全な姿のマッターホルンを拝めなかったのであった…。
「次に来る機会があったら、やっぱツェルマットは4泊くらいしよう」と誓いながら、鉄道に乗ってスイスを旅立ったのでした。まあ旅の間にはこんなこともあるさ…

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 00:57 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ローザンヌから、フランスのエビアンへ水汲みに…
 スイス・イタリア旅日記その4。
フリブールの次にローザンヌへ行きました。IOCの本部がある街です。
駅の正面玄関には「オリンピックの首都・ローザンヌ」という表記があり、南に広がるレマン湖の近くにはオリンピック博物館もあります。我々の滞在期間中のローザンヌでは「アスレティッシマ」という陸上競技大会をやっていて、宿泊していた湖沿いのホテルでは、オリンピックで見たばかりの選手たちが記者会見をやっていました。日程表を見たら、ウサイン・ボルトも来てたー!(←見かけなかったけど…)



ローザンヌでは、ベルンに会いに来てくれたお友達と再会しました。
国際的なビジネススクールで経営学を学ぶ、彼女の学校の友人たちも交えて、ランチやディナーも楽しみました。具体的な目的のためにがんばっている、様々な国籍の人々との会話は、刺激的で興味深いものでしたよ。
ローザンヌは、世界的な教育機関が複数あることでも有名な街なのです。紺碧のレマン湖をのぞむ環境で、落ち着いて勉学に励めそうですものね。旧市街の中心にそびえる、ノートルダム大聖堂の鐘楼から見る街の姿もステキです。



ところでレマン湖の対岸には、フランスの街がくっきり見えていました。
琵琶湖ほどの大きさのレマン湖は、スイスとフランスに囲まれているのです。そこで夫と「ちょっと湖を渡って、フランス側に行ってみるかー」という話になり、空になったエビアンのペットボトルを持参して遊覧船に乗りました。対岸に見えている街は、あのミネラル・ウォータで有名なエビアンなのです!ローザンヌ→エビアンは船でおよそ30分、20スイスフラン(=1700円くらい)。一応パスポートを持っていったけど、何のチェックもなかったですよん。



エビアンの街は足を踏み入れた途端に「あ、フランスだ…」と思いました。
こぢんまりとしたメインストリートに並ぶ建物が、なんだか装飾的だったのです。華やかなパステルカラーの外壁も多いし。でもスイス側ほど熱心に、窓にお花を飾る習慣はないみたいです。それぞれお国柄が現れていて面白い(^_^)。
エビアンのショールームが入っている建物は、曲線が優雅なアール・ヌーヴォー様式でした。そこから徒歩3分くらいのところに、エビアン社の源の水が湧き出る「カシャの泉」があります。もともとカシャさんという人の敷地から出た水なんだそうですよ。





カシャの泉は、宮殿の東屋のような、柱に囲まれた空間にあります。
常時流れ続けている「エビアンの素の水」を、スイスから持ってきたエビアンの空ボトル3本にせっせと汲みました。我々だけでなく、いろいろな国の旅人が水を汲みに来ていましたよ。観光客はみんな律儀にエビアンの空ボトルを持ってきているところが面白い(^_^)
ところが地元の人々は、家族総出で大きなワイン瓶等を数本持ってきて、大量のエビアンの水を汲んでいました。きっと飲用だけでなく、お料理にも思いっきり使うんでしょうね。エビアン市民は上等なミネラル・ウォーターを、年中タダで入手できていいなー。
その場で早速飲んでみた生エビアン水は、冷たくてさわやかで美味しかったです!

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 15:55 | comments(0) | trackbacks(0) | -
フリブールの赤いマダム
スイス・イタリア旅日記その3。
ベルンの次にフリブールという街に行きました。え、聞いたことない街?
私も今回訪れるまで知りませんでした(笑)。フリブールとはフランス語名で、ドイツ語名はフライブルクといいます。多民族国家で複数の言語を公用語としているスイスの中でも、ドイツ語とフランス語の境目となっている街です。



フリブールは聖ニコラ大聖堂を中心に、見事な旧市街を残しています。
そして市内を流れるサリーヌ川を境に、フランス語圏とドイツ語圏が共存しているのです。実際にはフランス語をしゃべる住人が大勢を占めていましたけど。でもドイツ語名の通りが多くなる地域では、道行く人々もドイツ語をしゃべっていて、「おおー、同じ街とも思えない光景!」と感動を覚えました。ドイツ語とフランス語を解する夫は、両言語を使い分けて、水を得た魚のように楽しそうでしたよ…いいなァ。



フランス語しか解らない私は、ドイツ語圏のルツェルンとベルンでは、レストランのメニューも読めない事態に陥っていました。が、フリブールに来てようやく自力でごはんを選べるようになりました!(笑)。
スイス滞在中にはあちこちでチーズ・フォンデュを計4回食べましたが、フリブールで食べたものが最もおいしかったです。この周辺では「グリュイエールチーズ」と「ヴァシュラン・フリブジュワ」の2種類を、半分ずつ混ぜて作る「モワティエ・モワティエ」(半分半分という意味)というチーズ・フォンデュが有名。このうちヴァシュラン・フリブジュワは、フリブール特産のチーズなのです。どっさり付いてきたパンとジャガイモが、ほぼ全部なくなるくらい、こってりチーズに絡めて食べてしまったよ。



フリブールは、1157年造営の、崖を活かした要塞を起源とする街です。
だから断崖の上と下に街が広がっていて、古色蒼然とした建物が並ぶ道は、ほとんどが坂。中にはあまりにも勾配が急なため、隅に階段が付いている道さえあります。そんな坂道のひとつを上っているときに、お買いもの袋を提げて赤いシャツを着たマダムとすれ違ったので、なけなしのフランス語で「む、むちゃくちゃくキツイ道ですね…」と声をかけてみました。
するとマダムは、「住人は毎日この坂を上り下りするので大変よー」と答えて、われわれが坂道で休息するためのステキなカフェを教えてくれました。「ベルヴェデーレ(ラテン語で「美しい眺め)」という名前のそのカフェは、まさに崖っぷちからフリブール全体を眺められる絶景の場所。さすが、地元民はいい場所を知っているなあと感心したわ。

その日の夜、街の散策で疲れきっていた我々は、駅の近くのレストランで前述のチーズ・フォンデュを食べていました。そこへ赤いワンピースを着た女性がやってきて、近くのテーブルに座りました。よくよく見たら、昼間に坂道でカフェを教えてくれたあのマダム!
「おおおー?!」「あらー、またこんなところで会うなんて!」
お互いびっくりしながら、挨拶しあった我々でした。マダムは昼間と同じ赤い色の、違ったテイストのワンピでドレスアップしていて、とてもステキ。お友達と思われる女性と一緒に、夕食を食べるところでした。このレストランは、地元の人がこんな具合にわざわざやってくるだけあって、おいしいと評判のお店だそうです。
「赤いマダム」との思いがけない出会いと再会があったおかげで、我々にとってフリブールはますます印象深い街になったのでした。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 20:41 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ベルン・老若男女がワイワイ泳ぐ首都の川
スイス・イタリア旅日記その2。
ルツェルンの次にベルンに行きました。スイスの首都です。
一瞬チューリヒかジュネーブがスイスの首都かと勘違いしそうですが、違うんですよー。中世の姿を大規模に保っている、重厚かつ壮麗な街・ベルンが首都です。あちこちに、凝った装飾の泉が100箇所もあって、いつでも冷たくて美味しい水が飲めるのも魅力です。



ベルンの市中には、大きく蛇行するアーレ川が流れています。
アルプスの水を集めた、この川のきれいなことと言ったら!橋の上から見ると澄んだ青緑色、岸辺から見ると水底の石が遠くまではっきりと見渡せる程の透明度です。オレンジの瓦屋根の古都とマッチして、鮮烈な印象です。



さらに何がビックリかって、この川にはベルン市民が次々にやってきて、じゃぶじゃぶと泳いでいるんですよ!老若男女問わず!(←若者もワイワイしてるけど、高齢者の方がむしろ楽しそうなくらい)
先進国の首都の川で、こんなに楽しそうに無数の市民が泳げるほど清らかなものが、他にあるでしょーか?!

川べりには何箇所か入水ポイントがあって、スイマーの皆さんはビニール製の円筒形の袋の中に、ポイポイと服やビーサンを投げ込んでいきます。この袋は水に浮かべると、浮き袋の替わりにもなり、川の流れに乗ってスイマーとともに移動して行くのです。川下の岸辺に上がったら、中から衣服を取り出して着替えるわけですね。
川の水に足を浸しながら、スイマーに「その袋はどこで買えるんですか?」と尋ねたら、「ベルンのお店の至る所に売ってるよ。君たちもベルンに住むなら必携だぜ!」と言われました。
うーん、楽しそうだなベルンっ子。ちょっと住んでみたい。



ところで、ベルンでは感動の再会劇がありました。
チューリヒに住むイタリア系スイス人のお友達と、ローザンヌに住む日本人のお友達が、我々を訪ねてきてくれたのです。
イタリア系スイス人は、24歳の女子大生。もともと十数年前から、夫と彼女の親御さんとの間で交流があり、出会った当時はまだ子供だった彼女が、ボーイフレンドを伴って訪ねてきてくれたのです。現在地質学を専攻してる彼女は、アイスランドの火山調査から、南米の遺跡巡りにまで飛び回る、すごい旅猛者に成長していました。重度の旅行愛好家の夫もビックリ。でも笑顔がとってもチャーミングなんですよ。



日本人のお友達とは、8ヶ月ぶりの再会。彼女に初めて会った場所は、なんとシンガポールです。現在ローザンヌに留学している彼女は、忙しい課題の合間を縫って、我々に会いに来てくれたのでした。世界中で同じように会えるお友達ってスバラシイ。
計5人のスイス人・日本人チームは、市中を見下ろすバラ園やクマ公園(ベルンの名前はクマに由来するのです)で、多民族国家のスイスの文化や言葉について、思いつくまま語り合ったのでした。スイスは想像以上に奥の深い国みたいです。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | -
スイス・きれいな湖水のほとり紀行
夏休みの旅行で、二週間ほどスイスとイタリアに行ってきました。
この時期のヨーロッパは連日雲一つ無い青空。日差しは強いものの空気はからりとしていて、最高でした!毎日21時くらいまで明るいため、終日フルに歩き回っていて、最後には足の関節を痛めたくらいです(←軟弱)。



まず訪れたのはチューリヒ近郊の湖畔の街、ルツェルン。
私は二回目、夫は初めて足を運ぶ街でした。透き通るようなロイス川と、そこに架かる屋根付きの木橋「カペル橋」が、とても印象的です。
川が流れ込むフィアヴァルトシュテッター湖(舌噛みそう)にはたくたんの白鳥が泳ぎ、旧市街の建物も壮麗で、まさに絵に描いたような景色。で、早速スケッチしてみました。絵の具は、街の至る所にある泉の水を汲んできて塗ったんですよ。



そんなわたしのスケッチの様子を、川沿いのカフェで隣のテーブルに座っていた地元のご夫妻や、ウェイトレスさんが、代わる代わる眺めては声をかけてくれました。スイス人やさしい(^_^)。
ご夫妻に名物料理を食べられるレストランを尋ねたら、彼らが紹介してくれたお店の「ルツェルナー・クーゲルパステーテ(牛肉の煮込みのパイ包み)」がたいへん美味でした。やっぱりジモティーの口コミが最強ですね!



ところでルツェルンは、イジョーに中国人団体客が多かったです。
街中の広場は、中国の皆様が次から次にやってきて、ほぼ人民広場になっていました。近年の旅行シーズンのヨーロッパはどこも中国人観光客でいっぱいですが、今回の旅程でも、とりわけルツェルンの中国人率はぶっちぎりでした。ナゼ?!

そんな中、チーズフォンデュのレストランで、華人系と思われる3人の女の子たちが座っていました。彼女たちは英語を喋っていたのですが、そのイントネーションにみょーに聞き覚えがあったので、夫と「絶対この人たちシンガポーリアンだよ!」と意見が一致し、声をかけてみました。そしたら、シンガポールじゃなくてマレーシアからやってきた華人さんなんですってー!華人系マレー人の話す英語って、ほぼシングリッシュなんですね…。

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