超都市国家シンガポール的日常 ブログ

HP「超都市国家シンガポール的日常」の日記です。日本を離れた旅好きのオタクは、シンガで生き延びることができるか?
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真夜中のドリアン
マレー半島原産のフルーツの代表格といったら、まずドリアンです。
シンガポールでは東部のゲイラン地区に、ドリアンを売る屋台がずらりと並んでいます。4月にシンガポールを再訪したとき、ここを訪れました。私がまるごと生のドリアンを食べたのは、これが初めて。



連れていってくれたのは、華人系ローカルのSおじさまです。
夫と私はシンガポール在住時に、このSさんにとても親切にしていただきました(奥さんも優しい^_^)。2009年にインドネシア旅行からチャンギ空港に戻るときに、飛行機で隣の座席に座っていた方です。その後4年に渡って、Sさんは我々をローカルに人気のあるレストランへ連れていってくれたり、シンガポールの名物や習慣を教えてくれたりしました。実はこのブログでも、ずいぶんネタにさせてもらったんですよ。



4月にシンガポールに一時帰星(?!)したときも、Sさんはおベンツに乗って、我々が泊まっているホテルの近くに颯爽と迎えに来てくださいました。そしてイースト・コーストの、ローカルでにぎわう海鮮料理のお店に連れていってくれたのです。
その席で私が「シンガポールでは、ドリアン・アイスなどのデザートはしばしば食べていたけど、生のドリアンは食べたことが無い」と言ったら、おじさまが「それはいかん。よし、今からドリアンを食べに行こう!」とゲイランへ車を走られてくれたのでした。そのときすでに22時。何ていい人なんだ。

まず一軒目に訪れた屋台では、Sおじさまが念入りにドリアンをチェック。
いちばん人気の高い「猫山王」という種類のドリアンを扱う屋台でした。しかし彼はじっくりドリアンを眺めた末に、「ダメだ、ここには今日はいいドリアンは無い。次のお店行に行こう」と言って我々を再びベンツに乗せました。何ていい人なんだ。

おいしいドリアンを見分けるポイントは、トゲトゲが反り返っていること、身が軽いこと、皮を押してみてやわらかいこと、などいろいろなポイントがあるんだそうです。
2軒目に訪れた屋台では、おじさまのお眼鏡に叶うドリアンをみつけることができ、お店の人になたで実を割ってもらったのでした。そのまま屋台のそばに置かれているテーブルセットに持っていって、クリーム色の果肉にかぶりつきます・・・



うん、おいしい。私、けっこう好きかも!
まったりとなめらかな身は、ほど良い甘さ。ピータン並みにクセのある香りも、それはそれで味に奥深さを与えています(私はピータンもわりと好きなのだ)。何よりも、まるでカスタードクリームのような、ドリアンの実の舌触りが良かったですよ。
そして「おいしいおいしい」と喜ぶ私たちを車に乗せて、Sおじさまは再びシティへと送ってくださったのでした。ただし「ちょっと窓を開けるからねー」と言って、車の中をしっかり換気したおじさまであった。おベンツの中をドリアンの香りでいっぱいにして、ごめんなさい・・・

さて、今度は我々がご恩返しをするターンです。
実はSおじさまの息子のFさんは、現在お仕事で日本に住んでいるのです。そんなわけで、Fさんと奥様(←可愛い)をあちこち都内のレストランに案内して、会合を開いている今日この頃です。元シンガポール在住者や、英語・中国語の話せるお友達にも来てもらって、にぎやかにシングリッシュの飛び交う食事会をやっています。Sおじさま、息子さん夫妻はお元気ですからね(^_^)/~~

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 22:36 | comments(0) | - | -
独断!シンガポールのローカルフード・ベスト10
シンガポール在住中は、すこぶる熱心にローカルフードを食べていた私。
ガイドブックの巻頭ページを飾る、代表的なシンガポール料理の紹介を見ながら、「○○よりも××の方が扱いが大きいのは納得いかない!○○の方がおいしいのにー」などとよく憤っていたものです。
そこで、今日は私が好きなシンガポールのローカルフードについて、あくまで個人的なベスト10を綴ってみようと思います。

1位: バン・ミェン(板面)



客家が伝えた麺料理。平たい手打ちの麺にどっさり載っかった、イカンビリス(イワシの煮干し揚げ)がポイントです。出汁の効いたスープにイカンビリスの旨味が染み出ると、おいしいんですコレが。卵や青菜やポークミンチが、たっぷり入っているところも好き。

2位: フィッシュ・ヘッド・カレー



シンガポールのインド料理の代表選手。どのガイドブックにも載っているベッタベタな観光客向け料理ですが、私は大好き。大きな魚の頭がごろりと入っているカレースープの、ピリ辛具合と酸味が絶妙です。一緒に煮込まれることの多いオクラとナスが、またよく合います。

3位: アヤム・ブアクルア



プラナカン料理の代表選手。深い味わいのソースで鶏を煮込み、ごはんとともに食べます。ソースのベースになっているのは、ブアクルア(ブラック・ナッツ)にスパイスやエビを詰め込んだもの。複雑な味が、ハマると病みつきになります。この料理ばかりは、日本で食べるのは不可能なんじゃないかなー。

4位: ヨンタオフー(醸豆腐)



日本のおでんに麺を加えた感じの客家料理。店先にずらりと並んだ具の中から、好きなものを取り、麺と一緒にお店の人に湯がいてもらいます。具は魚のすり身を挟んだ豆腐、揚げ物、青菜、ブロッコリー、卵、フィッシュボールなどバラエティ豊か。私はでっかいピーマンの中にすり身を詰めた具が好きで、よく取っていました。

5位: バクテー(肉骨茶)



シンガポールの国民的メニューのひとつ。豚肉のスペアリブを、ニンニクやスパイスとともに煮込んだ料理。ニンニクと胡椒の効いたスープが好きで、よくおかわりを頼んでいました(スープのおかわりは基本的に無料)。一般的にご飯や揚げパンと一緒に食べますが、私は断然揚げパン派!

6位: チキンライス(海南鶏飯)



シンガポールの国民的メニューの筆頭格。やわらかく煮込まれた鶏肉と、その鶏のスープで炊いたごはんが、ぴったりマッチします。どこのフードコートやホーカーズで食べても、ハズレが無い料理のひとつ。当初は、チキンにチリサンバルをどっさりかけて食べるシンガポーリアンにビックリしていましたが、そのうち自分もやるようになっちゃいました…

7位: フライド・ホッケン・ミー(炒福建面)



福建地方から伝わった海鮮焼きそば。塩味の出汁で、エビやイカとともに麺を炒めています。さっぱりした味が日本人好みで、私のまわりの人々にはとても人気がありました。付け合わせのライムをしぼって食べると、さらに爽やか。でも、エビは殻を剥かないまま投入されているので、手を油でギトギトにしながら自ら剥くのがめんどくさーい…

8位: ロティ・プラタ



南インドから伝わった丸いパンケーキ。同じ料理がマレーシアでは「ロティ・チャナイ」と呼ばれています。カレーに付けて食べるのが一般的で、ぱりぱりした表面とモチモチした中身の食感がいいのです。私はバター・チキンと一緒に食べるのが好き。

9位: ペナン・ラクサ



シンガポール料理じゃ無いじゃん(笑)。「ラクサ」自体はシンガポールのローカルフードの代表選手ですが、私はココナッツミルクをベースにした、あのスープが苦手でした…。ペナン発祥のペナン・ラクサは、魚の出汁にタマリンドを効かせた黒いスープが、意外にもさっぱりしていて美味。ラクサとペナン・ラクサがあるお店では、迷わず後者を選んでいました。

10位: カヤトースト



小腹が空いた午後によく食べていたおやつ。炭火でカリカリに焼いた薄いパンに、カヤジャム、スライスチーズのような厚さのバターが挟まれています。いかにも肥りそうだけど、このブ厚いバターがいいんだよね。温泉卵が付いているセット・メニューが人気で、パンに卵を塗って食べる人もいます。ちなみに私はブレッド・トークよりもヤ・クン・カヤトースト派です。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「チリクラブが無いよ!」「プロウン・ミーはどうした!」「キャロット・ケーキは?」などと反論の声が聞こえてきそう(^_^;。これはあくまで私個人のローカルフード・ベスト10ですので、ご了承くださいね。
皆さんのお好きなローカルフードの順位とは、だいぶ違っていますか?

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 19:42 | comments(0) | trackbacks(0) | -
「パンダ歓迎」パンだ!@ブレッドトーク
来週、29日からジャイアント・パンダの一般公開が始まります。
と言っても、パンダが目玉の新しい観光施設となるはずだった「リバーサファリ」は、まだオープンせず。開園時期は2013年第一四半期に延期されてしまいました(当初は2012年初頭オープン予定だったのに…)。しかし中国から贈られたパンダ自体は、既に9月にシンガポールに到着してしまっているので、急遽シンガポール動物園で公開される運びとなったのでした。通常の入場料プラス5ドルで見られます。



最近シンガポールでは次々にパンダ歓迎キャンペーンが行われています。
パンダにちなんで白と黒の服に限定したファッションショーが行われたり、セブンイレブンではパンダのキャラクターがクリスマス・プロモーションの牽引役を務めていたり。
そんな中で、シンガホール中に支店を持つパン屋さんのブレッドトークでは「Hello Kai(凱熊)」というパンダ型のパンを販売し始めました。オスのパンダが凱凱(カイカイ)というのでこの名前を付けたと思われます。



こんな可愛いパン食べられない…と思いつつ、買って食べました(笑)。
パンダちゃんの顔の中にはチョコレートが入っています。フツウにおいしいです。私がこのパンを買ったときは、ショーケースの奥に2つしか残っていなくて、人気のほどがうかがえました。ローカルの皆さんも、パンダの公開を心待ちにしているんですね。もうすぐです!

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世界最高のコーヒー「コピ・ルアック」をおみやげに
ジャカルタ出張に行っていた夫が、おみやげを持ち帰ってきました。
金茶色の袋に入っていたのは、コピ・ルアックのインスタント粉末!
世界で最も希少価値の高いコーヒーとされる、インドネシアの特産品です。いつぞやNHKワールドプレミアムの「ワールドWave Tonight」でも取り上げていたので、海外在住者にも知っている方が多いと思います(余談だけど、あの海外放送枠は、「Bizプラス」のまんまにしておいて欲しかったぞ>NHK!)。



コピ・ルアックは、ジャコウネコのからのみ採れるコーヒーです。
ジャコウネコがコーヒーの実を食べると、果肉が消化されて、種子に当たるコーヒー豆はそのまま排泄されるんですって。その中からコーヒー豆を取り出し、きれいに洗浄して、天日で干したものがコピ・ルアックになるんだそうです。なんでも、ジャコウネコの腸内で発酵させることによって、コーヒー豆に独特の豊かな香味が加わるらしいですよ。ちょっと飲むのに勇気が要る生成方法ですね(笑)

しかし好奇心がためらいを遙かに上回ったため、早速飲んでみました。
フツーのインスタントコーヒーのようにお湯(160ml)を注ぎ、ふたをして2分待ち、粉末が沈殿してから上澄みの部分を飲みます。おお、確かにインスタントとは思えない、すばらしい芳香だ…!
恐る恐る飲んでみたお味の方は、酸味が少なく、マイルドかつ濃厚なものでした。「これ、インスタントじゃなくてちゃんと豆を挽いて淹れたものだったら、もっとおいしいんだろうなあ」という感じもしましたよ。私の印象としては、香り>>>味ですね。



ちなみにこのインスタントパック一袋のお値段は、8USドル(630円)!
円高のおかげでやたらと安く思えちゃいますが、これが国外に出ると、一杯何千円にもなるんだそうな。なんというボッタクリ…。ダンナさんがジャカルタに出張に行く際には、これをおみやげに頼んでおいた方がいいですよ、駐妻の皆さん!(爆)。シンガポーリアンに訊いたらちゃんと知っていましたので、話のタネとしてもなかなかナイスです。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 18:03 | comments(3) | trackbacks(0) | -
たまにはインドネシア料理を食べてみる
フードコートで、ローカル料理をあれこれ食べてみるのが好きです。
このブログにもチェックしたローカルフードについてよく書いていますが、圧倒的に中国南方(福建)と、インドに由来する料理に偏ってます。ので、たまにはインドネシアの料理を食べてみようと思い立ちました。



足を運んでみたのは、インドネシアのパダン料理のストール。
313@SOMERSETのフード・リパブリックにある、「ダプール・パダン」というお店です。料理は自分の好きなおかずと白いご飯を組み合わせる「マサカン・パダン」が中心。ショーケースに並んだ肉料理や野菜料理の中から、「コレだ!」と思ったものを指差して、お皿に盛りつけてもらいます。インドネシアはイスラム圏なので、豚肉の料理はありません。

私はこの日、鶏肉の甘煮と、ゴーヤーの炒め物を選んでみました。
さらにこの上にカレーに似たスープをかけるのですが、私はコレがちょっと苦手なのでパス。おかずにも十分に味が付いてるし。付け合わせのチリや青唐辛子のペーストを、申し訳程度に小皿に取ってきていただきます。
鶏肉の甘煮はホントーに甘い。激甘!
ゴーヤーの炒め物はかなり苦い。もー少しマイルドさが欲しい。

肉にも野菜にも飽きたら、チリや青唐辛子のペーストをちょっと足すと変化が付きます。が、フォークの先にちょんと付けるくらいで十分です。スプーン一杯なんて足そうものなら、口の中が爆発しますよ。激辛!
なんか中庸がない味なんです、パダン料理って。
結局私は、やっぱり中国南方由来か、インド由来のローカルフードの方が好きだな〜…という結論に落ち着いてしまいました。ごめん>インドネシア料理(´;ω;`)。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 18:25 | comments(0) | trackbacks(0) | -
シンガポールで作る料理と食材
いつもフードコート等で食べるローカルフードのことばかり書いているので、たまには私が作る料理や使っている食材のことを書こうと思います。
シンガポールは東京23区とほぼ同じ大きさの都市国家なので、自国で野菜などの生産はほとんどできません。なので、必然的に周辺諸国から入ってくる食材に頼ることになります。ある日私が作った料理と食材は、コレです。



先日作ったオードブルと、その食材。
爪楊枝を差してある一口サラダは、土台にキュウリを使っています。これはマレーシア産のもので、その商品名は「Japanese Kyuri」!世界的にはキュウリはかなり太い品種が主流なのですが、我々におなじみの細いタイプのキュウリは「日本式キュウリ」として流通してるんですヨ!味はちゃんと日本のキュウリと同じです。

同じお皿の右手にあるのは、チェッカーフラッグ風リンゴのオードブル。
これはニュージーランド産の「ロイヤル・ガラ」というリンゴを使っています。赤道直下のシンガポールには、北半球からも南半球からも、様々な種類の野菜や果実が大量に入荷します。このリンゴは甘みと酸味がバランスが取れていて、なかなかグッド。
写真の中に映っているガラケーと比べてみるとわかると思いますが、日本のフジなんかに比べるとかなり小さいです。だからこのように、小ジャレたオードブルのお皿に並べるのに適しています。
ちなみにこのオードブルは、先日夫の誕生日のために作ったものです。なので、いつもこんなに凝ったリンゴの剥き方をしているわけでは、決して、ない(笑)。



上の写真は「豚肉とナスの塩麹炒め」。いま塩麹にハマってます。
先日一時帰国したときに、友人が「いま日本で話題の調味料!」と言って塩麹をプレゼントしてくれたのです。が、あまりの便利さに、瞬く間に使いまくってしまいました。おかげで日本から出張でシンガポールに来た方に、新たに何瓶か買ってきてもらった始末です。トホホ。
それはそうと、シンガポールで売っているナスは、上の写真のとおりやたらとでっかいのです。これ一つで、豚肉とナスの塩麹炒めの、四人分や五人分はラクに作れます。日本のレシピ本に書いてある分量のナスを、忠実に投入した日には、ナスだけがやたら多い料理が出来ちゃう。ローカル食材を使う際には、そのへん十分に注意が必要なのでした…。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 17:45 | comments(0) | trackbacks(0) | -
シンガポーリアンの心の味、フィッシュボール・ヌードル
シンガポーリアンは、それはそれはフィッシュボールが大好きです。
魚のすり身のお団子のことですが、スーパーに行くと加工食品のコーナーには、たくさんの種類のフィッシュボールが並んでいます。ミートボールなんかメじゃない豊富さです。
そんなシンガポーリアンが大好きなローカル料理が、コレ。



フィッシュボール・ヌードル。潮洲式の魚の団子が入った麺料理です。
上の写真はアイオン地下4階のフードコートにある「立興潮洲魚圓面」のもので、プリプリしたフィッシュボールをさっぱりしたスープに入れて、麺と一緒に味わいます。このストールは、お昼時にはいつもローカルのお客さんが行列する人気ぶり。中身の麺は6種類の中から選ぶことができ、私は行くたびに「ミーキア」という黄色い生麺を選んでいます。ローカルは例によって、チリソースをスープにじゃんじゃん入れながら食べていますが、私はお箸の先にちょんとつけるだけで精一杯(^_^;。

弾力のあるフィッシュボールは、その食感と淡泊なお味が魅力です。
口触りがいいので次々に口に運んでしまいますが、いつも4、5個ぐらい食べたところでお腹いっぱいになっちゃいます。このストールのフィッシュボール・ヌードルのお椀には、計7個ものフィッシュボールが入っているんですけどね。正直、全部食べきると胃がもたれますよ・・・。
これを瞬く間にたいらげてしまう華人系シンガポーリアンたちを見ていると、本当にフィッシュボールが好きなんだなーと実感します。いわば故郷の味なんでしょうね。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) | -
クセになるローカル料理、バンミー(板面)
最近私が激しくハマっているローカルフードは、バンミー(板面)です。
もとは客家の人々がシンガポールに伝えたもので、平たい手打ち麺を出汁の効いたスープに入れてたべる料理。シンガポール版きしめんのようものです。フードコートやホーカーズに行くたびに、ついこの料理のストールに並んでしまいます。



激辛料理が多いシンガにあって、この料理のさっぱりした旨味は貴重。
日本のうどんのような感覚で、スルスル食べられます。特筆すべきは麺の上にイカンビリス(イワシの煮干しを揚げたもの)がどっさり載っかっていること。カリカリした食感はやみつきになりますし、これがスープに染み渡った後も、独特の旨味が広がってもうたまりません。
イカンビリスは好き嫌いが分かれるのか、注文するときにお店の人から「入れる?入れない?」と訊かれることが多いのです。そんなとき、私はいつも「どっさり入れて!」と即答してます(笑)。

お椀の中にはイカンビリスの他にも、ポークミンチや卵、海老やしいたけや青菜などがたっぷり入っています。平たい麺の中から、これらの具を探すのも楽しいひととき。私にとって「シンガポールの麺料理」とは、ラクサよりもフィッシュボール・ヌードルよりも、断然バンミーなのです!

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 13:40 | comments(0) | trackbacks(0) | -
海を渡ったロティ・プラタ
シンガポールでは、本格インド料理が気軽に食べられます。
人数を集められるときはリトルインディアのレストランに行き、チキン・ティカ・マサラやらタンドーリ・ムルグやらマトン・カレーやらダール・カレーやらを好きなだけ頼んで、皆でシェアしながら食べます。しかし一人でインド料理が食べたくなったときには、私はフードコートに行きます。頼むのはこれ。



ロティ・プラタ とカレー(←この写真のはチキンカレー)。
「ロティ」は南インドから海を渡って伝わった、丸いパンケーキあるいはクレープのようなものです。シンガポールでは「ロティ・プラタ」と呼び、マレーシアでは「ロティ・チャナイ」と呼ばれることもあるそうです。
表面はサクサク、中身はモチモチのロティ・プラタは、ちぎってカレーを付けながら食べます。独特の歯応えのロティは、チキン・カレーやマトン・カレーやベジタブル・カレーなど、どんなカレーにもぴったり。私はよく、313@サマセットのフード・リパブリックにある「ホワット・ユー・ドゥー・プラタ」で食べてます。ここのストールは、店員さんがにこやかでイイのです。

ところで、1月にアフリカへ旅行をしたとき、ケープタウンにあるマレー人街に行きました。南アフリカは17世紀後半からオランダ領となっていた経緯から、当時のオランダ東インド会社によって、多数のマレー人がケープタウンに移住させられたという歴史があるのです。そのため現在もマレー系の人々がたくさん住んでおり、マレーの食文化も南アフリカの料理と融合して、土地に深く根付いています。
そんなマレー人街で、思いがけず見つけたのがこの看板。



おおお、ロティの看板ーー!
シンガポールと同じく「ロティ・プラタ」って名称になってますよ!シンガポールでの綴りの「Roti Prata」と違って、「Roti Paratha」ですけど。
私がフードコートでしばしば食べているロティ・プラタは、インドから海を渡ってシンガポールにやってきて、さらにアフリカ大陸にまで根をおろしていたんだなあ…と感慨深くなりました。おいしい食べ物に国境は、無い(^_^)

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 15:17 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ローカルフードの隠れベスト1、ヨンタオフー
シンガポールのローカルフードというと、まず何を思い浮かべますか?
普通はチキンライス、ラクサ、バクテーあたりが真っ先に浮かんでくると思います。しかしフードコートやホーカーズの行列を見ていると、シンガポーリアンが本当に愛しているローカルフードは、他にある気がする。
私が「ローカル一番人気」ではないかと思っている料理は、コレです。



ヨンタオフー(醸豆腐)。元は客家料理で、日本のおでんに似てます。
魚のすり身を挟んだ豆腐やフィッシュボール、卵や野菜をお椀の中に好きなだけポンポンと入れていきます。これをお店の人に湯がいてもらって、出汁の効いたスープとともに食べます。数種類の中から選べる麺を、一緒に入れると食べ応えが増してグー。選んだ具の数によってお値段が変わります。
スープはさっぱりしたお味なので、日本人の味覚にぴったり。でもローカルは小皿にチリソースを入れて、スープに注ぎながらピリ辛味に調整する人もいます。せっかくのお出汁が効いたスープを、なぜわざわざ激辛にぃぃー(爆)



昼休みに当たる時間にヨンタオフーのストールに行くと、いつも大行列。
私の実感では、チキンライスやラクサのストールよりもずっと混み合っています。自分で具を選べるため、食欲に合わせて量を調節できるところがいいのです。フードコートやホーカーズの料理は一般的に野菜が不足しがちですが、ヨンタオフーは野菜の具が多いところも魅力的。
ローカルがお椀に具を入れる様子をギンギンに睨みながら、彼らが数多く取っていく具を何品か選ぶと、間違いがない気がします。野菜をくりぬいてすり身をつめたものが、特にワタシのお気に入りです。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 18:08 | comments(2) | trackbacks(0) | -
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