いつもフードコート等で食べるローカルフードのことばかり書いているので、たまには私が作る料理や使っている食材のことを書こうと思います。
シンガポールは東京23区とほぼ同じ大きさの都市国家なので、自国で野菜などの生産はほとんどできません。なので、必然的に周辺諸国から入ってくる食材に頼ることになります。ある日私が作った料理と食材は、コレです。
先日作ったオードブルと、その食材。
爪楊枝を差してある一口サラダは、土台にキュウリを使っています。これはマレーシア産のもので、その商品名は
「Japanese Kyuri」!世界的にはキュウリはかなり太い品種が主流なのですが、我々におなじみの細いタイプのキュウリは「日本式キュウリ」として流通してるんですヨ!味はちゃんと日本のキュウリと同じです。
同じお皿の右手にあるのは、チェッカーフラッグ風リンゴのオードブル。
これはニュージーランド産の
「ロイヤル・ガラ」というリンゴを使っています。赤道直下のシンガポールには、北半球からも南半球からも、様々な種類の野菜や果実が大量に入荷します。このリンゴは甘みと酸味がバランスが取れていて、なかなかグッド。
写真の中に映っているガラケーと比べてみるとわかると思いますが、日本のフジなんかに比べるとかなり小さいです。だからこのように、小ジャレたオードブルのお皿に並べるのに適しています。
ちなみにこのオードブルは、先日夫の誕生日のために作ったものです。なので、いつもこんなに凝ったリンゴの剥き方をしているわけでは、決して、ない(笑)。
上の写真は「豚肉とナスの塩麹炒め」。いま塩麹にハマってます。
先日一時帰国したときに、友人が「いま日本で話題の調味料!」と言って塩麹をプレゼントしてくれたのです。が、あまりの便利さに、瞬く間に使いまくってしまいました。おかげで日本から出張でシンガポールに来た方に、新たに何瓶か買ってきてもらった始末です。トホホ。
それはそうと、シンガポールで売っているナスは、上の写真のとおりやたらとでっかいのです。これ一つで、豚肉とナスの塩麹炒めの、四人分や五人分はラクに作れます。日本のレシピ本に書いてある分量のナスを、忠実に投入した日には、ナスだけがやたら多い料理が出来ちゃう。ローカル食材を使う際には、そのへん十分に注意が必要なのでした…。
↑ランキングに参加しています。押していただけると励みになります。
↑本家サイト。