熱帯の大都会シンガポールは、ビル群とジャングルが隣り合わせに存在します。
ガラスの巨大建築と大自然のふしぎな融合は、時にハッとするほど鮮烈です。
強ーい日差しと毎日のスコールのお蔭で、街路樹もそれは大きく育ちます。
15mくらいはざらで、両端に木が並ぶ道は、文字通りトンネル状になっています。
道に光が差さないほどの茂り方。 昼間に歩く時は、よい日傘代わりになります。
これらの木をよく眺めると、樹皮の間から別の植物がモシャモシャ生えています。
もとの木の幹を覆い尽くして、怪しい緑の塊になっちゃってる物もある。
まるで懐かしのモリゾーとキッコロみたいだよ!
夜中に目が合うと、ワシャワシャと動き出しそうで怖いです(笑)
上の写真の、扇状に広がったモシャモシャの名前は「bird's-nest fern」。
「鳥の巣のシダ」という、姿そのまんまの名前です。
木の養分は吸っていないので、「寄生」ではなく「着生」しているんだそうです。
上から落ちてくる葉を自分の葉で受けて、腐敗させて養分に変えられるんだって!
自然界のコンポストマシン。
時には2、3mはあるんじゃないかという巨大な「鳥の巣のシダ」にも出会います。
そんな時は「コレはもう鳥の巣じゃなくて、モスラの巣だろ」と突っ込んでます。
間貸ししている木の方は、さぞや重くて大変だろうな〜。
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