超都市国家シンガポール的日常 ブログ

HP「超都市国家シンガポール的日常」の日記です。日本を離れた旅好きのオタクは、シンガで生き延びることができるか?
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国境を眺めながら春節パーティー

先週末、夫の仕事関係の中華系ローカルさんに招待してもらって、
春節パーティーに行ってきました。
場所はジョホール水道に面した、SAFヨットクラブ。
ここに所属しているヨットマンたちが、家族や友人を招待して旧正月を祝おう!
という、趣旨の大がかりなパーティーでした。



国境から吹き抜けてくる風の中、まずはローヘイで新年を祝います。
ローヘイとは広東語で「撈起」と書き、漁師が魚を引き上げる動作を表します。
刺身入りサラダを箸で高く持ち上げつつ「ローヘイローヘイ」と唱えることで、
「大漁→お金に恵まれますように」と祈る意味に転じるんだそうです。
何十テーブルもの人々が、一斉にローヘイローヘイと騒ぐ様子は壮観!
招待してくれた方の娘さん(二十歳そこそこのばりばりヨットギャル)に、
「今年何回ローヘイをした?」と尋ねたら「これで四回目」と答えていました。
東南アジアの中華圏で行われる、春節には欠かせない行事なのです。



その後もテーブルにはフカヒレスープやら香港式スズキの香味野菜蒸しやら、
ごちそうが次々と運び込まれ、大黒天様から紅包も配られたのでした。
私ももらった、うれしー!中身はクジ引きの番号だったけどさ(笑)。
テーブルには招待者の親戚や友人が次々とやってきて、
そのたびに皆で握手をしながら自己紹介をします。
オマケとして混ぜてもらった日本人の私たちにも、
皆さん新年の慶びを分かち合ってくれました。おお、いい年になりそうだv

そんなパーティーに華を添えたのが、ド派手な獅子舞とドラゴンダンス。
Hoon Hong Dragon & Lion Athretic Associationの皆さんが、
きらびやかなドラゴンと獅子の踊りを披露してくれます。
特にビックリしたのが白い獅子のアクロバットダンス。
地面から2mの鉄柱の列を、巨大な獅子がヒラヒラと跳び移るのです!
獅子の前足と後足には、別々に「中の人」が入っています。
どうやって二人でタイミングを合わせて、別々の柱に乗り移るんだぁ?!
傍目からは本当に生きた白獅子がジャンプしているようにしか見えない!



またこの獅子の顔がよく出来ていて、眉毛や耳がピクピクと動くのです。
別の柱に跳び移る前に、前足をひっこめたり眉をブルブル震わせながら、
ビビる演技に大笑い!
いやー、中華式獅子舞が、こんなに表情のあるものとは知らなかったわー。
「春節のごちそうを食べるぞ、ワーイ」と思って行ったパーティーで、
思いも寄らぬアクロバティックなショーを楽しんだのでした。
また来年も招待されるといいなww

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| あさぱん(Asa-Pan) | 年中行事 | 13:14 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ネパール・ヒマラヤお気楽ハイキングの旅

ネパール旅行の中盤は、カトマンズから西に約200kmのポカラに滞在しました。
標高8000m級のヒマラヤの山々が、目の前に見られるのどかな街です。
カトマンズからはプロペラ機に乗って30分ほどの距離ですが、
我々の移動日は霧で国内線が大遅延!結局5時間も飛行場で待機しましたよ…
しかし機上から見た輝くヒマラヤ山脈は感動的でした。まさに神の山って感じ。



ポカラはカトマンズより標高が低いため、冬でもすごく温かいのです。
ハイビスカスの咲く庭で優雅にお茶を飲みながら、白銀の山々を堪能できます。
そして温暖な気候と同じくらい、この街でも人々のあたたかさに感動。
ホテルの人も、お店の人も、道端で遊ぶ子供たちも、散歩中のお年寄りも、
みんな思いっきりの笑顔で「ナマステ」と挨拶してくれます。
わざわざ立ち止まって、とっておきの景観の場所を教えてくれる人もいます。
ネパール人はホントにいい人たちだわー。



ポカラの街の西側にはフェワ湖が青い水をたたえていて、
水面には白く輝くアンナプルナ連峰が映っています。
湖の南側には、公園と草原の中間のような空間がドーンと広がっており、
地元民さんがお喋りしたりサッカーをしたりバレーボールをしています。
ヒマラヤの大パノラマを見ながらサッカーって、何か贅沢だよなあ。
私もいそいそと絵の具を取り出して、ここでスケッチをしてみました。
早起きして湖の畔から眺めた、朝焼けのヒマラヤも劇的で忘れられません。



ヒマラヤ山脈の展望をより近くで楽しむために、
近郊の二つの小高い丘へハイキングにも出かけてみました。
標高1592mのサランコットと(ちなみにポカラは標高800m)、
1113mの日本山妙法寺(丘の上に妙法寺さんが建てたストゥーパがある)です。
ハイキングといっても、頂上の展望台の近くまではタクシーで行けるのです。
しかしてそのタクシーは、なぜか床に穴が開いている、ちょっと怖いモノww
インド・スズキの車だったけどさー!



展望台から眺めたヒマラヤは、手に取れそうな迫力でした。でっかい!
自分の足で登った部分はほんのちょっとだけなのに、
こんな壮大な光景が見られるなんておいしいです。何てお気楽なハイキング。
白銀の山のあまりの眩しさには、目が開けられなくなったほどでした。
サングラスを忘れていった私は、大マヌケです。
さすがに世界の屋根は、神々しくて輝かしい。

ところでネパールでは、実はゴミのポイ捨てが多いのが困りもの。
日本山妙法寺付近のカフェ(というか峠の茶屋)では、
店主が観光客の目の前で、崖にポイポイっとゴミを投げこんでいたのでした。
こんな「自然を大切にしよう」のポスターになりそうな場所で、
わざわざゴミを投げ落とさんでも…(@_@)
カトマンズの路上も、実はゴミだらけです。美しい旧市街が勿体ない!
原因はいろいろあるのでしょうが、やはりカースト制が一因かな〜と思います。
「ゴミは清掃カーストの人が拾うもの」という意識が、いまだに強いんですね。
世界でも有数の、歴史ある街並みと大自然を、国民全員で守っていってくれー。

こんなマイナス面があっても、私は今回の旅でネパールが大好きになりました。
シンガポールからは渡航しやすい国ですし、またぜひ行ってみたいです。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 20:15 | comments(2) | trackbacks(0) | -
ネパール・麗しの古都を歩く旅

旧正月の休暇にネパールに行ってきました。
日本からカトマンズへは現在直行便が飛んでいないため、
途中で乗り継ぎをしなくてはならず、エラく遠い国です。が、
シンガポールからは直行便で4時間半ですからね。地の利は活かさないと!



ネパールは現在冬ですが、奄美大島と同緯度なので、昼間は温かいのです。
現地の女性は、パンジャビドレスの上にジャンパー等を引っ掛けて歩いてます。
これが驚愕するほど美人揃い!カトマンズをちょっと歩いただけで目が点に。
何なの、このミスコンの会場のような街はーー!!

もちろんハンサムも多いのですが、鮮やかな民族衣装を着た女性たちは、
より華やかに美しく見えます。髪型やペディキュアもみんな凝ってる。
インド周辺をルーツに持つ人々の美しさって、やっぱり世界一なのですね…
シンガポールのインド系女性たちも美人ですが、太ったふくよかな人が多い。
対してネパール女性はスリムなため、褐色の肌と黒い瞳の妖精のようです。
国民性もたいへん穏やかで、地元民さんはみんな目が遭うとにっこりして、
「ナマステ」と手を合わせてくれます。美人のナマステは効く…!(爆)



そんな美しい住民たちにも負けないのが、カトマンズ盆地の古都の景観。
首都カトマンズや、15世紀の3王国時代の王都・パタンやバクタプルに、
壮麗な王宮や寺院の建築物が残っています。エキゾチックな魅力でいっぱい!
石壁や木の窓枠には、精緻な彫刻がビッシリと施されています。
建物の梁や扉に隙間なく刻まれた、ヒンドゥー教の神様や仏教の仏様を見ると、
「ネパールには330万の神さまがいる」と言われるのも頷けます。
旧市街には古い石造りの家並みが残っており、まるでプラハのよう。
民家の窓や扉にも、いちいち美しいレリーフが彫り込まれているのです。

街の四つ辻には、祠やヒンドゥーの神様の石像があちこちに建っています。
「ティカ」と呼ばれる赤い粉をガネーシャ等の石像に振りかけてお祈りし、
それを自分の額にもそっと着ける人々を見ると(ビンディみたいなもん)、
神々とともに生きるネパール人たちの、敬虔な気持ちが伝わってきます。
ちょうど我々がカトマンズに到着した日は、
「マハー・シヴァラートリー」というシヴァ神を祝うお祭りの日だったため、
あちこちで盛大にお祝いの焚き火が焚かれて、大賑わいだったのでした。
道のド真ん中で焚き火をするため、車もせき止めちゃうんだゼ!(爆)



これほど伝統ある文化と、美術工芸品のような街並みを持つネパールが、
世界の最貧国のひとつだなんて、ちょっと信じられないくらいです。
しかしとにかく政治的に不安定な国なので、旅行する際にも困難があります。
なんと現在、一日に11時間もの計画停電をやってるんですヨ!
一時間や二時間ならまだしも11時間って…。シャワーを使うのがひと苦労。
住民の皆様の苦労を思うと、頭が下がります。
シンガポールに戻ってラッフルズ・プレイスの眩しい夜景を見た途端、
「ああ、この半分の電力でもネパールにあげられたら…」と思ったのでした。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 23:51 | comments(2) | trackbacks(0) | -
いかにしてバンクーバーオリンピックを見るか

 明日から、NHKワールド・プレミアム(いわゆる海外在住者向け国際放送)の、
ニュース番組の配信時間が変わるそうです。

放送権の制約上、海外にバンクーバーオリンピックの競技映像を流せないため、
各ニュース番組は日本国内の放送時間より1時間遅い配信になるそうです。
ということは、日本と時差一時間のシンガポールでは、
日本で見ていたのと同じ時間にニュースを見られるってことですね!
ラッキー。…じゃないよ、オリンピック見られないじゃん!!
(↑遅らせた1時間の間に、せっせとオリンピックの映像を削るのでしょう)

日本人選手の活躍の様子については、
「バンクーバーオリンピックハイライト」なる5分間のスポット番組で、
毎日三回ほど流してくれるんだそうです。たった5分かい。
まあニュースの途中で「放送権の制約上海外ではご覧いただけません」
の画像がずーっと映し出されるよりマシですけどね。
あの画像が出てくると、毎度テレビにリモコンを投げつけてやりたくなる…



そんなわけで、NHKよりローカルのテレビ局に期待したいところなのですが、
何しろ冬季オリンピックには全然関心が無いシンガポーリアンなので、
日本のように主要競技をリアルタイムで放送し続けるなんてことはありません。
確かにこの赤道直下で、スキーやスケートに興味を持てって方がムリだろうw

しかしMediaCorpのChannel 5では、オリンピックの開催期間中に、
「Vancouver 2010 Winter Olympics Games (Daily Highlights) 」
なる番組を、毎日16時から2時間流してくれるそうです!CMを見て大喜び。
(番組表を見ると、放送一日目の13日は17:15から1時間になってます)
エライぞ、メディアコープ。特にアルペンをガンガン流してちょうだい。
日本人好みのモーグルやフィギュアスケートも、たっぷりお願いねー!

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| あさぱん(Asa-Pan) | 雑記 | 23:54 | comments(4) | trackbacks(0) | -
中華正月トラまみれ

いよいよ中華正月が近づいてきました。今年は2月14日です。
バレンタインデーなんて二の次よ(笑)
現在チャイナタウンをはじめとする大通りやショッピングセンターには、
トラのデコレーションがいっぱいです。



↑のような、何千本ものお花でトラを象ったゲージュツ的なものから、
「阪神のマスコット?!」と思うようなキャラクターグッズ風のものまで、
レベルも大きさもさまざまなトラたちが、あちこちで睨みをきかせています。
まさに街中がトラ・トラ・トラです。



お店では、トラの人形が付いた正月飾りが飛ぶように売れていきます。
赤い色を尊ぶ中華圏らしく、トラの体すら赤く染めちゃった物が多いのが特徴。
中華圏ではトラは百獣の王なので(ライオンじゃないのだ)、
額に「王」の文字が書かれたぬいぐるみもいます。
可愛い顔とのギャップに笑えます。



日本でも、お正月には干支の動物がにわかにクローズアップされますよね。
でも、その用途はせいぜい年賀状や民芸人形の素材くらいでしょう?
街中をトラで埋め尽くしちゃうシンガポールを見ていると、
「中華圏の新年のお祝いは、ハデでおおらかだなぁ」と思います。
うちも今年は、真っ赤なトラのぬいぐるみでも飾ろうかしらー。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 年中行事 | 00:27 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ブッソーラのミントティーと自作ミントティー

本家サイト(ここ)の見どころにブギス&アラブ・ストリートを追加しました。
当初予定していた観光名所の案内の頁が、これでようやく完成しました。
ブギス&アラブ・ストリートは割と好きでしばしば行くのに、
何でこの頁が最後になっちゃったんだろう。



ブギス&アラブストリート近辺のどこが肝かというと、
サルタン・モスク…へ向かうブッソーラ・ストリートが重要です。私にとって。
ここでエスニック雑貨のお店を覗いたり、ミントティーを飲むのが大好き。
本家サイトにも写真を載せましたが、特にメローズ・キュリオスというお店の、
インドネシアの雑貨が面白いものばかりで、つい見入ってしまいます。
動物の彫りが施された木製のドアストッパーなんて、とてもステキ。
でもあんなキュートなドアストッパーを、床に転がして使うなんて出来ないw



この通りに行くと必ず、モロッコ料理のカフェで、ミントティーを飲みます。
ガラスのコップにたっぷり入ったミントの葉が、爽やかな味を生み出します。
この味を再現したくて、コールドストレージで生ミントの葉を買ってみました。
(小さいビニール袋に、各種ハーブの葉が小分けされて売っている。便利)
これを紅茶に入れて飲んでみたんですけど、全然爽やかな味にならないの!
ミントの種類が違うのか、はたまた葉っぱをケチりすぎているのか?!
もういっそ、おいしいミントティーが出来る、魔法のポットが欲しいです…

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| あさぱん(Asa-Pan) | 見どころ散策 | 01:58 | comments(2) | trackbacks(0) | -
桃の花咲くシンガポール

年中真夏のシンガポールに、春がやってきました。
いまチャイナタウンは、街路樹の桃の花が咲いて、満開になっています。



すみません、嘘です。この桃の花はぜんぶ造花です(爆)
近づく中華正月を祝うために、ニュー・ブリッジ・ロードの街路樹には、
いま桃の花のデコレーションが仕込まれているのです。街中どピンク!
ニセモノだからってあなどることなかれ。
その飾り付けの徹底ぶりときたら、ハンパじゃないんだゼー!
遠目からは、本当に桃の花が咲いたように見えちゃうほどです。



中華圏では、桃は「仙木」ですからね。
この桃並木の下を歩けば、寿命が延びるに違いありません。
いつも車がいっぱいで空気が悪いけどさー、ニュー・ブリッジ・ロード(笑)。
桃も桜も咲かないシンガポールにしばし出現した、
「お花見」を思い起こさせる、幻の光景なのです。
これぞ桃源郷ならぬ、桃幻郷?!

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| あさぱん(Asa-Pan) | 年中行事 | 13:23 | comments(0) | trackbacks(0) | -
まだまだブーツを履きたいシンガポーリアン
日本では、関東各地で雪が降って大変だったみたいですね。
シンガポールは今日も真夏です。蒸し暑い…
そんな中でもシンガポーリアンの一部女子は、
北半球の気候に合わせてブーツを履いています。がんばるねぇ(汗)

しかし如何せん常夏の太陽の下で履くブーツですから、
日本では想像できないようなものすごいコーディーネートになります。
先日オーチャードロードで見かけた中華系女性のコーデは、こんなでした。



コットンのキャミソールワンピにスエードブーツ!!
まっ白とまっ黒の大胆な配色!!
相反する素材と色を、堂々と組み合わせているところが、いっそあっぱれです。
日本では考えたこともなかったキテレツな独創的な組み合わせを見ると、
ついせっせとスケッチしてしまう私です(前回のスケッチ日記はこちら)。
赤道直下のファッションは、意外性がキーワード!…かも知れない。

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| あさぱん(Asa-Pan) | ファッション | 13:00 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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