超都市国家シンガポール的日常 ブログ

HP「超都市国家シンガポール的日常」の日記です。日本を離れた旅好きのオタクは、シンガで生き延びることができるか?
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オーストラリア・ふわふわコアラと砂まみれの旅

オーストラリア滞在4日目に、ピナクルズへ行きました。
パースから北へ250kmの地点にある、砂漠に広がる広大な奇岩群です。
現地解散の一日ツアーバスに乗って、朝8時から夜8時までの日帰り旅行。
コアラやカンガルーと遊べるオプションも付いた、盛りだくさんの行程です。



最初にバスが向かったのは、カバシャム・ワイルドライフ・パーク。
オーストラリアに生息する人気動物と触れ合える、動物園です。
ガイドのお姉さんに「コアラを触る時は、手ので優しく撫でてくださいね」
などと説明を受けながら、まず一番人気のコアラ舎に向かいます。

実は私、コアラには大して期待していませんでした。
「コアラって、鼻が黒長くて、なんか可愛くないじゃん。
世界で一番可愛い動物は、やっぱりパンダだよねぇ」とか思ってたw
が。生まれて初めて見た生コアラは、ものすごく可愛かったのよーー!
ふわふわの毛並みにぬいぐるみサイズというのが、ヒキョーな愛らしさです。
手の甲に当たるグレーの毛の柔らかさときたら、もうたまりません。
ノロノロした動きも微笑ましく、ついちょっかいを出したくなります。



コアラ舎の次は、カンガルーが放し飼いにされているコーナーへ。
こちらはコアラとは対照的に、俊敏な動きで人に近付いてきます。
白、グレー、褐色等のいろんな色の子が、ぴょんぴょん跳躍する姿は楽しい。
エサをあげようとしたら、あっという間に複数のカンガルーに取り囲まれて、
まるで身動きが取れなくなりました。人懐っこすぎだっちゅーの>君ら!!
エサを持った手のひらから指輪まで、ベロベロと舐められましたよ。トホホ。



動物園の後は、昼食の時間を挟んで、一番お目当てのピナクルズ奇岩群へ。
ここに辿り着くまでに、バスは何時間も、赤土と草原の中を走りどおしでした。
オーストラリアの広大な国土を実感。スカッと晴れた青空が広いです。
そしてナンブング国立公園の砂漠に広がるピナクルズは、まさに絶景。
2〜4mはあろうかという尖った石灰岩が、果てしなーーく続いているのです。
もともとは植物の根や腐葉土が、石灰岩質の地層を浸食した跡が、
長い年月をかけて奇岩として残ったものらしい。自然の力って偉大です。
こんな砂漠で、今もたくましく植物が生えていることにも感動。



炎天下のピナクルズを歩いた後は、既にツアーは終了した気になっていました。
が、実はメインイベントはここからだったのです。
バスが最後に立ち寄ったのは、インド洋にほど近い、ランセリンの砂丘。
白い砂で出来た小山と谷が、えんえんと広がっています。
この砂丘に、ウン十人の乗客の乗ったバスが、いきなり突っ込んだのです!
ぎゃー、いくら4WDのバスと言ったって、こんな急斜面の砂丘を、
バリバリ上り下りするなんて。ジェットコースターも真っ青だよ!!!
急斜面を降りる直前に、坂のてっぺんで「カメラの用意はいいか?」と、
いちいち止まってくれちゃうところがまた凄いのです。最高www



さらに乗客は、坂のてっぺんで降ろされて、何やら板を渡されました。
何、このスノボーみたいな板は? ま、まさか…
「この板にこうやって座って、ここに足をしっかり乗せて、滑るんだ」
と係員さんが実演してくれたのは、まさに橇すべりじゃなくて、砂すべり!
ぎゃーー、こんな急な坂を、こんなペラい板に乗って滑れるわけないじゃん!
ビビリの私は坂の上で怖じ気づきましたが、周囲の人が果敢に滑る姿を見て、
チャレンジせずには済まなくなりました。オーマイガッ!
死ぬ気でボードに乗っかって滑り降りてみたら、一瞬のうちに谷底に到着。
とっっても楽しかった(爆)。靴の中もズボンの中も砂まみれになったけど!

結局私は計4回、夫は5回のサンドボーディング(通称砂ボー)を楽しみました。
「今日のツアーの中で一番面白かったのは、砂ボーだね」
と後で完全に意見が一致を見たくらいです。あのスピード感が忘れられない…
またオーストラリアを訪れる機会があったら、ぜひ砂すべりに行きたいです。
我々の他にも、いい大人が何十人も、キャッキャと楽しんでたんだからぁ!

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 01:19 | comments(2) | trackbacks(0) | -
オーストラリア・野生のワラビーに遭遇する旅

先週末から翌週にかけて、オーストラリアのパースに行ってきました。
シンガポールからは直行便で5時間、時差ナシ。季節は秋で超・快適!
夜中にチャンギ空港を飛び立ったら、翌朝にはパースの旧市街を散策したり、
近郊の港町・フリーマントルへ日帰り旅行に行くことができます。



滞在二日目はパースから船に乗って、ロットネスト島へ遊びに行きました。
体長40cm程のワラビー科の動物「クォッカ」が棲む、大自然の島です。
水色と群青の海に囲まれた、白い大地にえんえんと伸びる道を、
レンタサイクルでかっ飛ばすのは最高!下り坂を走る時などは鼻歌が出ます。
しかし上り坂が続く時は地獄。荒野を横切る坂の長さはハンパないです。
途中、何度も自転車を降りて、ヨロヨロと手で押しながら移動しました。
日頃の運動不足を痛感。トホホ。



前足を揃えて立つ姿がキュートなクォッカは、この島固有の動物です。
ガイドブックには「夜行性のため昼間は眠っている」とも書いてあったので、
なかなか見られないツチノコみたいな動物かと思っていました。が、
自転車を漕ぎながら木陰をよく見ると、いっぱいいるやーん(爆)
島全体が国立公園のため、いじめる人がいないからか、
観光客の方へぴょこぴょこ近づいてくるクォッカちゃんもいます。
アーモンド形の目がクリッとしていて、愛らしいのなんのって。
こんな無防備で華奢な動物を、立派に保護しているオーストラリアは偉大だわ。



サイクリングで筋肉痛になった翌日は、オーストラリア名物のワインを求めて、
スワン・バレーへワイナリーめぐりに行きました。
今まさに収穫期の、ブドウ畑のど真ん中にあるワイナリーで、
赤・白ワイン、ポートワイン、シャンパンなどを次々に試飲できます。
5軒のワイナリーを回って、最終的に4本のワインを買って帰りました。
真っ昼間からワインを飲みまくる一日って、ステキすぎ(笑)



生産地で直接買うワインは、空港の免税店の物よりずっと安いのです。
何より、カラッとした秋風に吹かれながら、
ワインを味わうというシチュエーション自体が、すばらしかったのでした。
この涼しさだけは、シンガポールには無いもんねー。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 02:12 | comments(2) | trackbacks(0) | -
味香園甜品の真っ白なお汁粉

暑い……、ここ一週間のシンガポールの湿度ときたら、
常にぬるま湯の中を中を歩いているようじゃないですか?!
というわけで、チャイナタウンに冷たいデザートを食べに行きました。



テンプル・ストリートのある中華スイーツの名店「味香園甜品」です。
いつもローカルで賑わう人気店として、有名ですよネ。
とにかく暑いので、シャキシャキした氷の中にマンゴーとポメロが浮かんだ、
「マンゴーポメロサゴ」を食べました。すっきりした味わいが魅力です。
マンゴーのとろみにポメロ(マレー産のミカン)の酸味がマッチしていて、
絶妙なさわやかさです。夏バテ(いつも夏だけど)解消に最適!

でも、私がこのお店でホントに好きなメニューは、広東スタイルのお汁粉。
ほのかにアーモンドが香る真っ白なお汁粉「生磨杏仁糊」を、
冷房がガンガン効いた室内で食べるのが大好きです。
ふわっと甘い味がやわらかく、喉の奥にまで沁み渡ります。
なんだかヘルシーな感じがするところも良いのです。



この味香園甜品はいまやIONオーチャードにも支店がありますが、
私はやっぱりチャイナタウンの、このお店で食べるデザートが好き。
こっちのお店のメニューの方が安いしね!(各50セントくらい安い…)
ショップハウス形式のピンクの建物の中で、
天井のファンが回るのを見ながら食べるデザートは、
何ともいえない異国情緒を掻き立ててくれます。

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| あさぱん(Asa-Pan) | レストラン | 13:12 | comments(2) | trackbacks(0) | -
BreadTalkの「ちくわチーズパン」

BreadTalkの、キテレツな風変わりな調理パンが好きです。
日本の食材をレスペクトしてくれるシンガポールらしく、
明太子パンなんかもあるのですが(Pan Mentaigoって商品名なのがポイント)、
私が最近ハマっている「日本系」のパンは、コレ。



新商品のちくわチーズパン(Chikuwa & Cheese/香根竹輪)。
パンとちくわって、ものすごい独創的な取り合わせですよね?!
シンガポールらしくわりと辛めな味付けのパンなんですけど、
チーズでコーティングされたちくわの食感が、濃い味にマッチしているのです。
ぶっちゃけ、朝食の席よりもお酒のおつまみに最適!(爆)

BreadTalkでは、新しい商品の値札には、紹介文を載せています。
この「ちくわチーズパン」を説明する文が、ちょっと面白イ。

「こんにちは」は、私が日本を旅行したときに、最初に覚えた言葉だ。
誠実で簡素な挨拶は、何よりも早く微笑みをもたらしてくれる。
私が作ったこの人気商品のように。
風味豊かな日本のフィッシュケーキとチーズのトッピングをお楽しみください。


うーん、こんな風に書かれると、「こんにちは」も奥が深い?!
何やら風流な説明文に負けない、ちくわパンの深ーい味わいの、
トリコになりつつある私です。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 01:46 | comments(0) | trackbacks(0) | -
劇団☆新感線「薔薇とサムライ」

シンガポールに戻っています。やっぱり暑いねー。
日本を出る直前に、劇団☆新感線の「薔薇とサムライ」を観てきました。
シンガポールでは、常に新作のナマ舞台の観劇に飢えているのです。トホホ。



総括:天海祐希のコスプレ大スペクタクルショー(爆)

ヒロインのアマミさん、かっこよすぎだ!!!!!

今回の演目は、2008年に好評を博した「五右衛門ロック」を、
16世紀の欧州に置き換えた別バージョンです。
私は「五右衛門ロック」は観ていないんですが、問題なしでした。
七つの海を股にかけて活躍する古田新太 as 石川五右衛門
(時代考証とか気にせん気にせん)が、絶大なパワーを炸裂させてます。
笑わせて、泣かせて、殺陣が美しい…

その五右衛門が用心棒として守っているのが、天海祐希の女海賊アンヌ。
何なんだ、あのむちゃくちゃな華はーー!オーラが輝きすぎて目が痛いです。
私が生アマミさんを観たのは実に15年ぶりだったんですけれど
(つまり宝塚の退団公演以来)、磨かれたあのオーラは、もはや太陽級です。
歌って、叫んで、タンゴを踊って、コメディエンヌとしての本領も発揮してる。
もう文句ナシ。

このアンヌ、実は亡きコルドニア国王の遺児だったものですから、
女王様として当極してからは、そりゃーたくさん着替えます。
まず、スラリとしたジャック・スパロウばりの海賊衣装がかっこいい!
舞踏会での真っ白なフリフリドレスは、ビミョーに似合っていなくて可愛いw
それを脱いじゃった後の、白い男役衣装のタンゴときたら、キマリすぎ。

二幕になってからのアンヌは、エリザベス女王ばりの、
真っ赤な襟巻トカゲドレスが板についてきます。
やがて自らが海賊討伐軍を率いることになって、着てきた軍服がなんと。
オスカルーーーwww

もろに近衛隊長時代の、あの真っ赤な軍服です。さらに金髪のくるくるカツラ。
一幕のアンヌは栗色の髪だったんですけど、もはや誰も気にしちゃあいないよw
二幕のアンヌは、ほぼ最後までオスカルの姿のまま通します。うきゃーv
めまぐるしく盆が回る大海戦の場面で、舳先に立って指揮を執る姿が、
たいそう迫力がありました。この場面、観客はオペラグラスを握りっぱなし。

今回は他のゲストもやたら豪華でした。おかげでチケットが取りにくいったら!
山本太郎のデスペラード豹之進は、おバカな演技が冴えてて最高。
森奈みはるのエリザベッタは、美しい歌声を響かせまくってます。美味しい役。
浦井健治のシャルル王子は、笑えるほどストレートな王子様。
神田沙也加のポニーは、お嬢様の演技がハマってる。歌声がお母さんソックリ!!
藤木孝のラーカム大宰相は、悪役の哲学が魅力的。あるイミ、影の主役かも。

そしてもちろん橋本じゅん・高田聖子・粟根まことら劇団員の、
アクの強いお芝居があるからこそ、濃いぃ新感線ワールドが展開されるのです。
(橋本じゅんの衣装は反則技!面白すぎて拍手せざるを得ないよ)
ワタシ、この日は美術館見物と梯子したりして疲れていたはずなんですが、
居眠りどころか瞬きする暇もありませんでした。
このお芝居がナマで観られる時期に、一時帰国できてよかったv

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| あさぱん(Asa-Pan) | 演劇・コンサート | 02:03 | comments(0) | trackbacks(0) | -
桜の京都で雪見酒

東京の桜前線がもたもたしていたので、京都へお花見に行ってきました。
ところが京都に着いたら、こんな光景が広がっててビックリ。



一面の雪景色。四月直前だったのに、なぜだーーーッ!
赤道直下から来たワタシに、珍しい光景を見せてくれるため?(爆)
まあ、陽が高くなったら、あっという間に熔けちゃったんですけどね。
冬と春をいっぺんに味わえるってステキ…ブルブル…



初日に訪れたのは、桜の名所の南禅寺方面。
石川五右衛門の「絶景かな絶景かな」で有名な南禅寺の山門は、
薄紅色の桜の花々で包まれていました。
この時期の山門からの眺めは、絶景かな×5回分くらいの価値があります。
境内の近くのインクラインも、廃線を覆う白いトンネルのような桜並木が、
えも言われぬ美しさです。



翌日は、四条河原町から祇園方面を買い物しつつ歩きました。
昼食は円山公園の「いもぼう」で、桜を眺めながらホクホクと。
ここの海老芋と棒鱈の炊き合わせが、子供の頃から大好きなんですヨ!
華やかな桜を愛でながら、伝統の味を食べられるなんて、たまらんわー。



円山公園から高台寺〜清水寺への方面は、平日にも関わらず大変な人混み。
高台寺の方丈のしだれ桜は、ちょうど満開だったため大人気でした。
しかし方丈の庭の白砂が、こけや石で市松模様に変更されていたのには、
ビックリしたぞ!夜間ライトアップ用の、期間限定デザインらしいんですけど。
私の目には、どーしてもヴィトンの白ダミエにしか見えないww



清水寺の近辺には、着物姿で観光する女の子連れやカップルが大勢いました。
「日本の着物人口はいつの間にこんなに増えたんだ?!」と驚きましたが、
最近の京都には手軽に着物レンタル&着付けをしてくれるお店が、
たくさんあるのですね。お値段がこなれているところがグー。
外人さんも果敢にチャレンジしていて、なかなかキマっていました。
インド女性の真っ赤な着物姿などは、見慣れたサリーに近い印象でしたよ。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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