超都市国家シンガポール的日常 ブログ

HP「超都市国家シンガポール的日常」の日記です。日本を離れた旅好きのオタクは、シンガで生き延びることができるか?
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バンダ・ミス・ジョアキム満開
雨季が明けたので、ボタニック・ガーデンに足を運んでみました。
すると、園内南部にある「バンダ・ミス・ジョアキム」のコーナーの花が満開になっていました。あのシンガポールの国花になっている蘭です。



「バンダ・ミス・ジョアキムなら、園内西部のナショナル・オーキッド・ガーデンでいつでも見られるじゃん」と言うなかれ。
有料ゾーンの国立蘭園では、国の威信をかけて常にバンダ・ミス・ジョアキムを咲かせてありますが、↑のコーナーはボタニック・ガーデン内の無料ゾーンなんです。いつもは大体こんな↓状態なんです。





ふだんは背の高い、針金のような茎のみが茂っているスペース。
ここに突然、華麗な蘭が一斉に咲いていたら、そりゃー驚きますよ。
しかも無料ゾーンというのがポイント。今ならあのバンダ・ミス・ジョアキムが、タダで山ほど見られますのよ(爆)



雨季が明けて、青空を背にした花が見られるのも気持ちがいいのです。
バンダ・ミス・ジョアキム特有の、淡い藤色の花弁とビビッドピンクのリップが、空の青さに映えています。今のボタニック・ガーデンなら、青空と国花の両方を楽しめますよー、タダで!(←大事なことなので2回言いました) ぜひおでかけください。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 動植物 | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) | -
市中を飛び回る真っ黄色の鳥
シンガポールの市中を歩いていると、よく真っ黄色の鳥を見かけます。
目が覚めるようなレモンイエローに、真っ黒のアイパッチ。目立つ!
先日、コンドミニアムの敷地内を歩いていたときにこの鳥を見つけて、運良くカメラを持っていたので撮ってみました。



この鳥の名前はブラック・ネイプ・オリオール
「黒いうなじのコウライウグイス」という意味です。その名のとおり、アイパッチの黒い部分は首を一周していて、うなじに黒い線が入っています。
南国ではおなじみの鳥で、インドネシアやインドでもわらわら飛んでいます。「コウライウグイス」という和名からもわかるように、実は韓国にもたくさんいるんだそうですよ。中国や台湾あたりでもおなじみの鳥らしい。

このコウライウグイスは、日本のウグイスとは分類的にまったく異なる鳥だそうです。姿もぜんぜん違うもんね。
唯一の共通点は、高いトーンの美声を持つということです。「ピヨピヨピョローン」という感じの高いさえずりが聞こえてきたら大抵この鳥。かなり超音波に近い感じの声です。

この鳥の鳴き声がするたびに、振り返って姿を確認しようとする私。
しかしオオハッカ(シンガポールでおなじみの黒い鳥。クチバシと目の周りが黄色い)ほど無防備にはカメラの前に出てきてくれないのでした。
せっかく写真映えする鳥なのにねぇ。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 動植物 | 16:10 | comments(0) | trackbacks(0) | -
シンガポーリアンに教わる、春節の写真撮影の極意
先週末、中華系ローカルの方に招待されて春節パーティーに行きました。
ジョホール水道を見渡すSAFヨットクラブで行われた大パーティーで、昨年に続いてのお招きです(昨年の日記はこちら)。パフォーマンスの派手さに今年も驚き!



今年もパーティは当然ローヘイで始まりました。
シンガポールをはじめとする、東南アジアの中華圏では必須の正月行事で、刺身入りサラダを箸で高ーく持ち上げながら「ローヘイローヘイ」と叫ぶのです。「大漁」を意味するおめでたい動作で、シンガポールの華人社会ではこれをやらなければ一年を豊かに過ごすことができないのです。だから私も思いっきり箸を掲げながら「ろーへいろーへい」と叫んできました。よし、これでこの一年も大丈夫だ(笑)



しかしローヘイって、やっている間は楽しくて良いのですが、終わった後で唖然としますよね?あまりのテーブルのちらかりっぷりに(爆)。何百人もの人々がローヘイローヘイと騒いだ後で、ふと我にかえってあちこちのテーブルで紙ナプキンで残骸を拭き集める姿を見ながら、つい苦笑しちゃったのでした。



パーティーのクライマックスは大迫力ライオンダンス。本当に神業です。
小心者の私は、演者さんたち横からこそっと撮影させていただきます。だってものすごく集中力を必要としそうな演目ばかりなんですもの。ジャマしちゃ悪いじゃん…
しかし招待してくれたJさんは、そんな私を見てこう言いました。
「もっと演者の正面に回って、撮影させてくれと頼まなくちゃダメだ!彼らはパフォーマーだから、そうやって撮影してもらう方が嬉しいことなんだ」

な、なるほどぉ〜!一理ある!
普段から写真撮影にアグレッシブな、シンガポーリアンの心意気を理解できたような気がしました(←特に結婚式の写真がすごい)。撮影する喜びと同様に、被写体になる喜びというのがあるのですね…!



アクロバティックなライオンの演技には、今年も度肝を抜かれました。
地面から2mはあろうかというの鉄柱の上を、巨大な獅子がヒラヒラと跳び移るんですよ!しかも前足と後ろ足の「中の人」は別人なんですよ!いったい二人は獅子の中で、どんな方法で飛ぶタイミングを計るのか…。ただでさえ大音響でシンバルが鳴ってるのに!



昨年はそんな疑問を抱いたので、今年はパフォーマンスが始まる前から、じっくり準備の様子を観察していました。前足と後ろ足の「中の人」は、Tシャツに‘ライオンの毛皮ズボン’を着用した姿で、すごく時間をかけて柱の距離を確認する予行演習をしていました。
二人ともあの壮大なパフォーマンスを行っているのが信じがたいくらい、華奢な青年でしたよ。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 年中行事 | 23:43 | comments(0) | trackbacks(0) | -
カッパドキア・大雪のキノコ岩めぐり
トルコ旅行の中盤はカッパドキアに行きました。
イスタンブールから飛行機で一時間、アナトリア高原に広がる奇岩地帯です。キノコのような巨石が並ぶ大地は、なんと関東平野並みの広さ。それが見渡す限りに雪で白銀に染まっていたのは壮観でした。12月の欧州に続いて、豪雪にツイてるぜ。いぇーい!(←ヤケ気味)





カッパドキアでは、ギョレメ発の少人数ツアーを利用しました。
オーストラリアやスペインなど、各国からの観光客とバスに乗って行く旅は大変にぎやか。個人では行けないような大渓谷にも連れていってくれます。
ウフララ渓谷では、雪の中でトレッキングを敢行。100mもの切り立った崖の間を、雪に足を取られながらザクザクと歩いていくのです。キラキラ光る雪に覆われた、そびえたつ岩の光景に感動。同じ坂道で3回もすべって転んだのにはまいっちゃったけどね(おしり痛い!)。ガイドさんいわく、今年はカッパドキアも例年以上の大雪だそうです。



カッパドキアの摩訶不思議な奇岩群は、太古の昔にエルジエス山が大噴火を繰り返し、積み重なった火山灰と溶岩が風雨にさらされて出来たものです。まさに神の創造物。
キノコのような奇岩群には、岩をくりぬいた住居跡が残り(一部はホテル等として現在も使用中)、4世紀頃からキリスト教徒たちが作った岩窟教会は、内壁に素朴で鮮やかなフレスコ画を今も残しています。その果てしない作業と、残された美しい作品たちに脱帽。
しかし冬場に岩の中に住むのは、エラく寒かっただろうなーと思いました。雪に覆われた道中、どこの岩窟住居に入ってもブルブルでしたもん!





今回は、気球に乗って奇岩群の上を飛び回るという体験もしました。
ふわりふわりと飛ぶ気球が、ものすごく高度の高いところから、奇岩ぎりぎりのところまで、自在に操られていることに驚嘆しました。気球がキノコ岩のアタマの部分を吹っ飛ばす(あるいは気球の方がキノコ岩にぶっ飛ばされる)んじゃないかとビビッたこと数回!まるでナウシカばりに自由度の高い飛行っぷりでしたヨ。



気球が着陸するときに、本体を運搬するトラックの荷台の上に、狙いあやまたず着地したのもビックリでした。もっとこう、「全員着陸姿勢を取れ!」とか言われて、大地の上にドーンと着地するのかと思っていたよ(笑)
気球のパイロットさんの飛行技術って、ものすごいのですね…!

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 02:42 | comments(0) | trackbacks(0) | -
イスタンブール・世界の中心で快哉を叫ぶ旅
春節のお休みにトルコに行ってきました。私にとって初めての国です。
最初に足を踏み入れたのは、もちろんイスタンブール。ヨーロッパとアジアにまたがる壮麗な古都です。
高台の塔から世界地図どおりの、金角湾・ボスポラス海峡・ヨーロッパ大陸側・アジア大陸側を見たときには「こっ、ここが世界の中心!ついにキタ━(゚∀゚)━!!!!!」と叫びましたよ。長年の憧れの街だったんですもの。





オスマン帝国時代からの大モスクが、数多く建ち並ぶイスタンブール。
さらにそれ以前は、330年から続く東ローマ帝国(ビザンツ帝国)の首都「コンスタンティノープル」。そう称されていた時代の面影も、街のあちこちに残っています。
むかしむかし小学生のとき、宝塚のお芝居でコンスタンティノープルという地名を覚えて以来、そりゃーもうこの街に来てみたかった私。ビザンツ建築の最高傑作「アヤソフィア」を訪れたときは、特に感動に打ち震えました。すごいぞ、東ローマ帝国は本当にあったんだ!



537年に完成したアヤソフィアは、もともとギリシア正教の大聖堂です。
その後1453年にコンスタンティノープルが陥落し、征服したオスマン帝国のスルタンの命を受けて、ジャーミィ(モスク)に改築されました。その際に漆喰で塗りつぶされたビザンツ時代のモザイク画が、20世紀に発見されて、今は堂内のあちこちで輝いています。

この、聖人たちを描いたモザイク画が、すっごく美しいんですよ!
500年も漆喰の下に眠っていたのが信じられないくらい、キラキラと輝いています。微妙で繊細な表現は眺めていて飽きることがありません。再発見されたモザイクを見ていると、キリスト教の聖堂として建てられ、モスクに変わり、今またコンスタンティノープル時代の片鱗を見せている、アヤソフィアの上に流れた長い長い時間を思って、なんか涙が出てきたのでした。
「泣ける世界遺産」なんて、滅多に無いですよー!



ところで「トルコ人は親日派が多い」というのはよく聞く話ですよね。
行ってみたらまさしくそうだった…!日本人であるというだけで、びっくりするほどの歓迎ぶり!!ただ道を歩いていたり、お店に入っただけで(何も買わなくても)、チャイをごちそうされ、焼き栗や焼き芋やリンゴをもらい、そりゃもう親切にしていただきました。
滞在中に何人ものトルコ人さんたちとゆっくり話す機会があったのですが、トルコの人は様々な歴史的経緯から日本のことをよく知っていて、今も大きな関心を抱いているんだそうですよ。現在の日本の産業、流行りもの、食べ物から過去の戦争のことまで、いろいろなことを話しました。ホントに日本の事情に詳しくてビックリ。



それで皆さん必ず「また○年後に会おうね!」と言って別れるんです。
実際、夫は5年前にもトルコに来ていろいろな人に親切にされたのですが、そのときの写真を手がかりに知り合った人との再会を果たし、大歓待を受けたのでした。ちゃんと覚えていたトルコ人さん、すごすぎる!
私も数年後にトルコを再訪することがあったら、今回知り合った人たちに、歓迎してもらえるかしら…

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 14:04 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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