超都市国家シンガポール的日常 ブログ

HP「超都市国家シンガポール的日常」の日記です。日本を離れた旅好きのオタクは、シンガで生き延びることができるか?
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シンガポーリアンの足もとがガンバリすぎ
常夏のシンガポールでは、大半の人々が年中ビーサンを履いています。
しかしここ3ヶ月ほど、オーチャード・ロードを闊歩するオシャレな若者たちの中には、ナマ足にショートブーツや、ナマ足にハイカットスニーカーを履く人が増えてきています。見るからに暑苦しそう(@_@)



そもそも年中暑いシンガポールが、特に暑いのは、3〜6月の4ヶ月間。
なのに、なんでこの一番暑い時期にわざわざ足もとをがっちり覆う格好が流行るのか、ナゾです。中にはショーパン+タイツ+ショートブーツなんて人もいたりして「我慢大会か?」って感じ。オシャレのためとはいえ、アタマが下がります。



カジュアル服のお店でも、こんな↓足元のマネキンを次々に見かけます。
パステルカラーの軽やかなトップスと、黒系統のごっついショートブーツがアンバランスな感じ。しかしこのいかめしい靴が、シンガポールのファッションには珍しい「重厚感」を与えています。何しろまわり中ビーサンだらけのこの国で、この足元はめっちゃ目立ちますから。



でもこのショートブーツ、冷房の効いた室内では役立つのかも知れない…
シンガポールの激烈な冷房はハンパないですから、足もとが冷えやすい女性にとっては、実は体にやさしいファッションなのかも知れません。
とは言っても、ショーパンでばばーんとナマ足を出していれば、元も子もないけどね!

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| あさぱん(Asa-Pan) | ファッション | 16:26 | comments(0) | trackbacks(0) | -
秘密のトーチ・ジンジャー
ボタニック・ガーデンのトーチ・ジンジャーが好きです。
同園のシンボル的な花で、これをモチーフにしたグッズも売られてます。
その名のとおり、燃え立つ松明のような形状の、赤い花が目立つこと目立つこと。独特の造形美を持つ、マレーシアからインドネシア原産の花です。



ここ数ヶ月、ボタニック・ガーデンに行くたびに、この花がひっそり咲いている場所をチェックしていました。
ショウガ科ニコライア属の植物なのに、なぜかあまりジンジャー・ガーデンで見ることはありません。タングリン・ゲートにほど近い小道の、薄暗い木々の間に、唐突に赤い花が姿を見せている場所があるのです。
園内のメインの通りからは遠い場所にあるため、秘密の宝の在処のようなノリで、勝手に見守ってきました。



はじめに見つけたのは3月13日。突然現れた華麗な花に驚いたものです。
ちょうど東日本大震災が起こった直後で衝撃を受けていたのですが、その日は用事があってボタニック・ガーデンへ行かなくてはならなかったのです。半べそをかきながら園内中央部への薄暗い近道を歩いていた私の前に、やおら現れた炎のような花は、落ち込んでいた心を励ましてくれました。なんてまあキラキラした花なんでしょう…



次にこの花のそばを通りかかったのは、5月下旬でした。たまげたよ。
2ヶ月前に見たときは3、40cmだった花の丈が、1mを超えてるー!しかも、5輪も6輪もぼこぼこ咲いてる。何なんだ、この成長の速さは!!
植物の力のものすごさを実感しました。こんなに目立つ花がまとまって咲いている様子はかなり壮観です。まさに松明がずらりと並んでいる感じです。



そして一昨日、この小道を通ったら、花は一輪だけになっていました。
心なしか茎も傾いて弱々しい感じです。今年のトーチ・ジンジャーはそろそろ終わりなのかしら?3ヶ月に渡って目を楽しませてくれた赤い花に感謝しつつ、この日もそっとデジカメのシャッターを押したのでした。
またいつか、薄暗い木々の中で炎のように咲き揃う、トーチ・ジンジャーの一群に会えるといいな。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 動植物 | 22:15 | comments(0) | trackbacks(0) | -
プラナカンのコレクションに圧倒される
ペナンに行く前、私はこの島をリゾートアイランドと思っていました。
行ってみたら違いましたよ…見事なプラナカン建築と英国統治時代の建物が数多く残る、文化と歴史の島でしたよ…!
ぶっちゃけ、海はあんまりキレイじゃありません(爆)



滞在二日目に、「ペナン・プラナカン・マンション」に行ってみました。
プラナカン文化を紹介する博物館です。館内にはプラナカンたちが用いたニョニャウェア(プラナカン陶器)や宝飾品、サロン・ケバヤ、ビーズ刺繍などの華麗なコレクションがいっぱい。
私はシンガポールのプラナカン博物館も大好きで、しばしば足を運んでいるのですが、はっきり言って負けたと思いました。だってこの博物館の建物は、もともと中国系の富豪が建てた、プラナカン様式のお屋敷なんだものー。いわば建物自体がまるごとゴージャスな展示品なのです。勝ち目ないゼ。





部屋のあちこちに飾られているコレクションも、やたら充実しています。
ニョニャ(プラナカンの女性のこと)はお嫁に行く際に、ビーズ刺繍の技術を身につけていることが必須とされていたのですが、その芸術のような作品もすっごい数!しかも、無造作にぼんぼんと棚の中に放り込まれています(笑)。これがシンガポールのプラナカン博物館だったら、ひとつひとつの作品を分けて、もっとうやうやしく展示してると思うぞ…



プラナカンの日用品といえば、パステルカラーの陶器もはずせません。
ニョニャウェアのコレクションも膨大な量が展示されており、ラブリーなカムチェン(蓋付きの壺)や、お茶器のセットにうっとりしました。特にペパーミントグリーンのものがステキで、「うん、私が使うならコレだな!」と、勝手に脳内利用計画を立てておりましたよ(^_^;)



ところで、私が執拗にニョニャウェアを見ていたら、団体客を案内していたガイドさんが「日本人?」と声をかけてきました。「ここに日本の磁器が展示されてるよ」と言って、赤絵の食器のセットを指さしてくれたのです。
ラーメンどんぶりの雷文で縁取られたその陶器は、蝶が描かれた華やかなもの。中華圏への輸出専用の磁器として、19世紀後半に日本で作られたものらしいです。蝶は幸福のシンボルとして、プラナカンの陶器に好んで描かれるモチーフです。

ペナンのプラナカンの大富豪は、金に飽かせて、いろんな国から芸術のような品物を集めていたのだなァ!

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 22:15 | comments(5) | trackbacks(0) | -
プラナカン建築の豪邸に泊まる
「プラナカン建築に住んでみたい…」という夢が、先日実現しました。
6月1週目の週末に、マレーシアのペナン島に行ってきたのです。
宿泊先は、プラナカン建築の豪邸をホテルにした「チョンファッツィ・マンション」。カトリーヌ・ドヌーブ主演の映画「インドシナ」のロケにも使われたという、ゴージャスなお屋敷です。



鮮やかなインディゴ・ブルーの外壁が、ものすごく目立つこの豪邸。
外観は中国風ですが、内部はプラナカン建築らしく、東洋と西洋の建築要素を大胆に取り込んでいます。豪奢な応接間や、それを仕切る精緻な透かし彫りの間仕切り。その向こうに広がる中庭と、ヴィクトリア様式の回廊。優美な曲線を描く螺旋階段や、アールヌーボーのステンドグラス。何を見てもため息が出るほどの美意識で作り込まれています。
屋敷の至る所に置かれている長椅子に、だらだらと寝っ転がりながら、内装を愛でる時間は至福!



この建物は客家出身の富豪、チョンファッツィ氏が1880年に建てたもの。
7番目の奥さん(!)のために建てたということですが、特筆すべきはその内装だけでなく、屋敷全体が風水に乗っ取って建てられていること。
丘を背にして海に向かって開けた家の配置、柱の数、四合院造りの中庭の傾斜など、みーんな風水のパワーを受けられるように作られているんだそうです。

家の真ん中の、陽光が差す中庭には、パワースポットも存在します。
中庭の真ん中に置かれた二つの石の真ん中には、家中の「気」が集中するらしく、ここに立って手をかざすと温かいエネルギーを感じられる人もいるんだそうな。そのての能力が皆無の私は、残念ながら何も感じられませんでしたが(>_<)。夫もダメだったらしい。





このホテルは豪華な建物に負けず劣らず、ソフト面もすごいのです。
蚊帳のついた長椅子で寝っ転がっていると、いつの間にかスタッフが天井のファンを回してくれる。中庭で読書をしていると、すかさずレモングラスの冷たいお茶を持ってきてくれる。青い外壁になじむように、館内に置かれている物は灰皿やゴミ箱や消火器に至るまですべて青色!
華麗なプラナカンライフを楽しむには、建物のゴージャスさに匹敵するような、きめ細かいサービスをしてくれる人が必要なんだな〜と身に染みました。ただお屋敷に住むだけでは、不十分(^_^;)

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 15:48 | comments(2) | trackbacks(0) | -
お気に入りのプラナカン建築
古色蒼然とした歴史的建築物を見るのが好きです。
シンガポールは歴史が浅い国なので、そのような観光地が少ないのが悲しいのですが、そんな中でもプラナカンの文化と建築は私のお気に入りです。古色蒼然というより‘華美満開’って感じですが。



プラナカン建築といえば、まずカトン地区を思い浮かべますよね。
しかし私が気に入っているのは、アウトラム周辺のプラナカン建築です。ブレア・ロード、ニール・ロード、エヴァートン・ロードあたりのカラフルなショップハウス群が好きです。
中国南部の建築様式に、マレーとヨーロッパの建築要素をミックスさせたプラナカンの建物らしさが、顕著に表れているのがこの地域のそれだと思います。



パステルカラーに、見事な装飾のファサードが印象的なプラナカン建築。
過剰なまでの花やつる草模様で覆われた建物に、ごっつい中文が書かれたスイングドアが付いていたりする、ミスマッチ感覚がたまりません。
アウトラム近辺のショップハウス群は、玄関前のアーケード部分がこっそり通りやすい(あわわ)のも魅力です。花模様や幾何学のタイルで覆われた床部分がステキなのです。



しかしこの建築群、3〜4軒に1軒の割合で「FOR RENT」の表示書きが。
国土の狭いシンガポールでは地上のおうちに住むのはたいへん贅沢なことだし、間口が狭くて奥行きの深いショップハウスは昼間でも建物の中心に光が届かず、維持もたいへんらしいのです。
もったいないなー、一度住んでみたいなーと思いながら、「入居者募集中」の看板をガン見している私です。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 見どころ散策 | 19:29 | comments(2) | trackbacks(0) | -
訪日したリー・クアンユー氏が「日本訪問は安全」と発言
5月26日のストレイツ・タイムズ紙に、リー・クアンユー氏が日本を訪れたというニュースが載っていました。日経新聞主催の国際交流会議「アジアの未来」に出席したそうです。しかしこの日の日経(夕刊)には、同会議に出席したマレーシアのナジブ首相やベトナムのハイ副首相のことは載せているのに、リー氏のことは皆無…。せっかくシンガポール建国の父も訪日していたので、ストレイツ・タイムズの記事の概要を載せてみますね。



◆「日本訪問は安全だ」:リー・クアンユー
(日本特派員クワン・ウェンキン記者←いつもありがとうv

原発危機が続く日本だが、昨日リー・クアンユー元首相は「シンガポール国民が日本を訪れることは、問題ない」と発言した。東京で行われた、日本のビジネスリーダーたちとの、昼食会の席でのことである。

24日に北京から東京に来たリー・クアンユー氏は、3月11日の震災以降に日本を訪れた、最初のシンガポールの政治家となった。震災は東京から230km離れた福島第一原発にも打撃を与え、放射能レベルの上昇によって、原発から半径30kmの範囲の住人は避難することを余儀なくされている。昼食会の席上でリー氏は「シンガポーリアンは、日本がこの原発危機からも立ち直ると信じている」と表明した。

諸外国は放射性物質を恐れており、日本の輸出、とりわけ農産物の輸出は激減し続けている。日本のビジネスリーダーたちから、震災後の訪日客の伸び率の見込みについて見解を尋ねられたリー氏は、「短期的には、日本は世界に向かって、日本が安全であることを説き続ける必要があるだろう」「私の訪日によって、シンガポール国民に、訪日は問題ないと示せることを望んでいる」と述べた。

リー氏は、人口減少を補うための外国人労働者の受け入れを含む、日本の経済成長の長期的な解決策についても討議した。日本のビジネスリーダーたちは、氏がシンガポール建国の父として重要な役割を果たし、彼がもたらした政治的安定はシンガポールに劇的な経済発展を生んだとして、賞賛した。彼らはまた、シンガポールは優良な投資先で有り続けるとの確信を述べている。

25日、リー・クアンユー氏は内閣官房長官の枝野幸男氏および岡田克也民主党幹事長と夕食会で懇談した。氏の訪日は、先週末の中国・韓国の首脳による日本訪問に続くものである。この期間にそれぞれの首脳たちは、日本が第二次大戦後最大の震災と原発事故から回復する力があることへの、信頼を示した。今日26日、リー氏は日経新聞主催の国際交流会議「アジアの未来」に出席する予定だ。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「日本は大丈夫」と太鼓判を押してくれたリー・クアンユー氏に感謝v
ちなみに私がなぜこの日のシンガポールと日本の新聞を持っているかというと、先々週から先週にかけて、ちょっと日本に帰っていたからです。26日に搭乗したシンガポール行きの飛行機で、日経新聞とストレイツ・タイムズをもらったのでした。
5月下旬の日本は、爽やかな気候でツツジや花菖蒲がキレイでしたよ。
東京の店頭では、単一乾電池の供給もちゃんと復活してたー!

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| あさぱん(Asa-Pan) | がんばろう日本(東日本大震災) | 20:08 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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