超都市国家シンガポール的日常 ブログ

HP「超都市国家シンガポール的日常」の日記です。日本を離れた旅好きのオタクは、シンガで生き延びることができるか?
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | -
ギリギリ2日前に見た大統領
日本では新首相が誕生しました。今日のTODAY紙でも一面の扱いです。
さて、シンガポールでは9月1日に新大統領が就任します。
今日はハリラヤプアサ(イスラム教の断食明けの祝日)のため、大統領官邸「イスタナ」が一般公開されていたのですが、庭園でのイベントに現れたナザン大統領夫妻を思いがけず見ることができました。任期ギリギリ2日前に初めて見たよ>ナマ大統領(@_@)



広大なお庭では、ブラスバンド演奏やポニーの周回等のイベントを開催。
大統領夫妻は演奏を聴くために、電気自動車に乗って会場の大テントにやって来ました。ご夫妻が現れるや否や、会場ではカメラのシャッターが切られまくり。フラッシュの集中砲火を特に気にする様子もなく、「Y.M.C.A.」をはじめとするブラバンの定番曲に聞き入っておられました。大統領として国民の前に出る最後の機会ですものね。



庭園では、各種チャリティーのためのテントも設置されていました。
シンガポール自然保護基金のテントの横にはポニーがいて、調教師さんと一緒にお庭をポテポテと歩いていました。カワイイ。遠目に見たときは「あらー、でっかい犬がいるわー」と思っていたのですが、近づいたら馬だったのでビックリしたよ。ポニーって思いの外小さいのですね…。お子さんたちに撫でられても、じっとおとなしくしていました。賢そう。



ところで、大統領官邸の一角には、小さな日本庭園があります。
石灯籠が置かれていたり、池に太鼓橋がかかっていたり、我々にとっては何とも懐かしさを感じさせる光景です。その周囲に植えられた松も、美しく剪定されています。狭いスペースながらもなかなかの人気で、ビーサンを履いた若者たちがひっきりなしにやってきてキャッキャと写真を撮っていたのでした。
なんかむしょーに嬉しかった(笑)

にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ 

↑ランキングに参加しています。押していただけると励みになります。


↑本家サイト。
| あさぱん(Asa-Pan) | 年中行事 | 23:53 | comments(2) | trackbacks(0) | -
ひたすら飲み続けるマーライオン
ちょいと日本に帰っていました。さすがに今はシンガポールよりも暑い!
でも浴衣やら朝顔棚やら風鈴やら簾やら、日本の夏は風情がありますね。
今夏は震災の影響で節電に励みながらも、せいいっぱい工夫して夏を楽しもうとする感じが街中にあふれています。そんな中で、日本の夏をちょっと盛り上げていたCMがこれ↓。



マーライオンが水を吐く動画の逆再生。つまりひたすら飲んでます(笑)
「白木屋」「笑笑」「魚民」などの居酒屋チェーンのCMで、飲み放題のプロモーションを宣伝するもの。山手線の車内液晶モニタでこの映像が流れていて、思わず見たとたんに噴き出しちゃいました。マーライオンがあんな勢いでお酒を飲んだ日には、腰から下が「酔っ払い海老」になってしまいそうだよ?!

しかしシンガでは「do Merlion」=「酔って吐く」を意味しますよね。
居酒屋のCMに使うモチーフとしては実はヤバいんじゃないの…などと考えてしまったのでした。「遠慮せずに吐くまで飲め」というイミのCMだったりして。そんな客が隣のテーブルにいたら、ちょっとやだな。

にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ 

↑ランキングに参加しています。押していただけると励みになります。


↑本家サイト。
| あさぱん(Asa-Pan) | 雑記 | 18:38 | comments(2) | trackbacks(0) | -
賢いゾウさんの話
シンガポールに来てからヒンドゥー教寺院とその神様に興味を持った私。
いちばん最初に覚えた神様は、富と学問を司る神ガネーシャでした。
何しろゾウの頭に人間の体を持つ神なので、彫像も見分けやすいのです。



ガネーシャはもともと女神の垢から作り出された人形(!)だそうな。
シヴァの奥さんのパールヴァティーが、入浴したときに出た垢で人形を作り、命を吹き込んで自分たちの子供にしたんですって。しかしある日お父さんのシヴァの怒りを買って頭を切り落とされてしまい(!!)、その後我に返ったシヴァの手によって通りすがりのゾウの頭を付けられて生き返った(!!!)…というすさまじい経歴を持つ神様です。ユーモラスな姿の影には、パパの理不尽なお怒りが……

ところでガネーシャ像は右側の牙が折れているのをご存じですか?↑
月夜の晩に満腹でご機嫌だったガネーシャが道で転び、その様子をお月様に笑われたため、自ら牙を折って月に投げつけた、という説が有名です。パパと同じく短気な神様だな(笑)。
ちなみにインドの壮大な叙事詩「マハーバーラタ」は、ガネーシャが折れた牙をペンにして書いたもの(!)だと言われています。そんなわけでヒンドゥー教寺院のガネーシャの彫像は、よく見ると手に牙を持っているのです。折れた牙は彼の知性の象徴であり、だからガネーシャは学問を司る神様として尊ばれているんですね。

インド神話では賢さを司るゾウの神様ですが、実際のゾウさんも賢い。
シンガポール動物園のゾウは、一日2回「エレファント・アット・ワーク・プレイ」というショーを披露しています。これが、ゾウの能力の驚異的な高さを示すもの。4頭のゾウさんがポーズを取ったり、協力して丸太を運んだり、調教師さんとコントを演じたりするのですが、ただ賢いというだけでなく演技力も抜群なのです。「しっかり者のガンビール」「ツンデレのジャーティー」など、4頭のゾウのキャラが見事に立っているのだ。一見の価値ありです。



東南アジアで暮らすようになってから、身近になる一方のゾウさん。
かつては大して興味もない動物でしたが、現在我が家には3頭のゾウのぬいぐるみがいます。賢さにあやかれるように、ガネーシャの置物も買おうかなぁ?

にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ 

↑ランキングに参加しています。押していただけると励みになります。


↑本家サイト。
| あさぱん(Asa-Pan) | 雑記 | 13:42 | comments(0) | trackbacks(0) | -
お寺のてっぺんの空中庭園
先日、チャイナタウンの新加坡佛牙寺龍牙院を久々に訪れました。
2007年5月に完成したお寺なので風情には欠けますが、堂々とした唐王朝時代の建築デザインと、各国からの仏教美術を集めた3階には仏教博物館「散華展覧館」は見応えがあります。入場料もタダだし(笑)



この日ははじめて同寺院の屋上にも行ってみました。
4階の一角から階段を登ると、てっぺんにペントハウス風のお堂の「萬佛閣」と、それを囲む回廊があります。ここが実はちょっとした空中庭園!色鮮やかなランの花が咲き乱れ、ヤシの木やプルメリアの木も茂っています。ナショナル・オーキッド・ガーデンの一部を切り取ったような光景です。



萬佛閣の中には金色の梵字が書かれた転経器(マニ車)があります。
壁には小さな仏像がびっしり並んでおり、敬虔な空気が満ちています。
しかし屋上までわざわざ上がってくる参拝者はほとんどいないので(…)、意外な場所にあるランの楽園を心ゆくまで楽しむことができます。喧噪のチャイナタウンにある秘密のオアシス。お近くを訪れた際は、ぜひお立ち寄りあれ。

にほんブログ村 海外生活ブログ シンガポール情報へ 

↑ランキングに参加しています。押していただけると励みになります。


↑本家サイト。
| あさぱん(Asa-Pan) | 見どころ散策 | 15:36 | comments(0) | trackbacks(0) | -
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< August 2011 >>

このページの先頭へ