久々にジュロン・バードパークに行ってきました。
以前に訪れたときは工事中だったペンギン舎がリニューアルオープンしたり、猛禽ショーがバージョンアップされたらしいと聞いたので、ちょっと興味を持っていたのです。中でもお目当ては、ペンギン舎で一緒に飼われている、ペンギンじゃないこの鳥↓。
アイスランド周辺の沿岸部に棲む、オチャメな顔の鳥
「パフィン」です。
ド派手な配色のクチバシと、きょとんとした顔がとっても可愛いのです。
お気に入りのまんがの「ヘタリア」にこの鳥が出てくることもあって、以前から実物を見てみたかったのでした。リニューアルされたペンギン・コーストの右手の岩場に、ごろごろといます。シンガポールでこの鳥が見られるなんて感激だわ〜。
ところでオーチャードの紀伊國屋書店でヘタリアの新刊を買った時の話。
平積みされたこのまんがを、私の次にレジに持って行ったのが中華系ローカルの女の子だったので、
「よ、読めるんですカ…?」と突撃インタビューを試みたことがあります(笑)。なんと大学で日本語を受講しているというお嬢さんで、まんがもちゃんと日本語で読めるんですってー!なかなか流暢な日本語も交えて答えてくれましたよ。発売日早々、外国人に原語版を手に取らせるほど魅力のある日本のまんがって、大したものだと思いました…
バージョンアップされた猛禽ショーも迫力がありました。
ショーの名前は「キングス・オブ・ザ・スカイ」。文字通り王様のように大きな鷹やら鷲やらハヤブサやらが、調教師さんとともにダイナミックな演技を見せてくれます。モンゴルに伝わる馬上での鷹狩りの実演や、客席の後ろから猛スピードで飛んできて舞い降りるハクトウワシ(アメリカの国鳥のアレ)などが見もの。調教師さんたちは猛禽を腕にとまらせるため、分厚いプロテクターをはめているのですが、それにしても間近で見た鷲や鷹のツメの鋭かったことといったら。怖い!人と猛禽との間に築かれた、信頼関係に脱帽です。
他に今回ツボだったのは「ジャングル・ジュエルズ」というコーナー。
中米と南米の熱帯雨林に棲む、宝石のように鮮やかな小鳥たちが飼育されているスペースです。森をすっぽり覆った、自然環境に近い鳥舎の中に入って、目の前を飛び交う青や黄色のカラフルな小鳥たちを観察するのです。特に「コガネメキシコインコ」はあまり人を警戒しないので、無防備な表情を見せてくれて可愛いのなんの。山のように写真を撮ってしまったよ。出入り口の近くにいる「オニオオハシ」も、バナナのような長いクチバシと真っ青な目が迫力です。
シンガポールの自然系観光名所の中では、ナイトサファリやシンガポール動物園に押されて、イマイチ影の薄いジュロン・バードパーク。でも美しい姿と声を持つ鳥たちは、見る人の心を和ませてくれます。疲れが溜まったときにでも、フラリと行きたい場所です。
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