超都市国家シンガポール的日常 ブログ

HP「超都市国家シンガポール的日常」の日記です。日本を離れた旅好きのオタクは、シンガで生き延びることができるか?
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ベトナム 美食と古都散策の旅
クリスマス休暇にベトナムに行ってきました。古都フエとホイアンです。
ベトナム中部地方は雨季で肌寒く、半分冗談で持っていった手袋をちゃっかり使うことになりました。それでもベトナム料理のすばらしい美味しさに、すべてが許せる!何を食べてもハズレのない旅でしたよ〜。



ベトナム料理といえば、欠かせないのがニョクマム(ヌックマム)
フエに着いた途端に入った、ホテル近くの庶民的なレストランで、私は早くもこの付けダレの虜になりました。春巻きに付いてきたニョクマムが、さっぱり感とわずかなクセが調和したもので、エラくおいしかったのです!具だくさんの春巻きのシャクシャクした食感を、ニョクマムが絶妙に引き締めています。ふつうはニョクマムを湯で薄めて、砂糖、酢、ニンニク、唐辛子等を混ぜた状態のものが小皿で出てきます。この配合が、本場ベトナムのものは絶品のようです。



世界遺産の街ホイアンは、古色蒼然とした家並みに旅情をそそられます。
日本との関わりも深く、鎖国政策が始まるまでは日本人街もあったそうです。そのため「日本橋」と呼ばれるカーブを描いた橋も架かっており、今も現地のガイドさんたちによって大切に語り継がれています。ベトナムの通貨単位の「ドン」は、江戸時代に日本から仕入れていた日本の銅銭の、「銅(どう)」という発音に由来するという説もあるそうですよ。



日本人街が撤退した跡には、華僑の人々が多く移り住んだそうです。
そのため、現在残っている瓦屋根の家並みは大部分が中国南部風。しかしどの小道の風景も、みょーに懐かしさを掻き立てるのです。
「絶対この風景、どこかで見たことあるような気がするの!!」と夫に訴えながら歩き回っていたところ、唐突に気がつきました。与謝蕪村が描いた文人画(南画)の風景に、何だかそっくりなんだっ!特に「銀地山水図屏風」の中に描かれた、崖の道沿いの家々を彷彿とさせます。まるで絵の中に遊びに来たような不思議な感覚。
中国の風景を想像しながら描いた蕪村の日本人的感覚が、日本人と中国人が実際に移り住んだ家並みに通じるものがあるのかな〜と思いました。国境や時間を越えて、物語を感じさせる街です。



ところで、フエもホイアンもフランス人観光客でいっぱいでした。
クリスマス・イブの夜のホイアンのカフェバーは、どこもフランス人のお客さんで大騒ぎでした。キリスト教徒だからと言って、教会で厳粛にクリスマスを過ごすわけではないのね(笑)。アジアの古都で過ごすクリスマスは、やたらとにぎやかで楽しかったです。


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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 00:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ブギス地区にある荘厳なカトリック教会
クリスマスが近いので、ちょっと気になっていた教会に行ってきました。
ブギス地区にある、白いドーム屋根が印象的な教会「セント・ジョセフ教会」です。その名のとおり、聖ヨセフを守護聖人としています。ムスリムの人々が多く集うブギス地区に、壮麗なカトリックの教会も建っているというのが、多民族国家のシンガポールらしいですよね。


現在雨季まっ只中のシンガポールでは、午前中の早い時間でなければ、こんな青空の写真はほぼ撮れません(^_^;)

この美しい教会は、国指定の文化財となっています。
もともとは1858年にシンガポール最初のカトリック教会が建てられた場所に、現在の優美なドームを持つ建物が1912年に再建されたんだそうです。内装は白とブルーグレーを基調としており、柱の上からは聖人たちの彫刻がずらりと見下ろしています。キリスト、聖母子、聖父子(珍しい)を描いた正面礼拝堂のステンドグラスが、南国の強い光を受けて燦々と輝いているのが印象的です。
私が訪れたのは平日の午前中でしたが、様々な人種の人々が、熱心に祈りを捧げていましたよ。



この教会のすぐ近くには、ショッピングセンターのイルマがあります。
私は「デコ電ビル」と勝手に呼んでいるのですが(スワロフスキーで彩られたデコ電を思わせる派手な外壁だから)、この超現代的なビルと同じ通りにクラシックな教会が並ぶシンガポールって、懐が深いと思います。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 見どころ散策 | 01:54 | comments(0) | trackbacks(0) | -
StarHubへの苦情メールとすばやい対応
我が家ではインターネットのプロバイダーは、StarHubを使っています。
ふだんは快適に使えているのですが、先週、日本のWebサイトに限ってほとんどの画像(jpeg、gif)が見られないという珍事が発生しました。5日の午後から、Yahoo Japanニュースの画像は全滅。自分のHPや友人のブログの画像も全滅。mixiの日記画像も全滅。日本語版Facebookの画像は半分以上非表示。4日までは何も問題なく見えていたのに、なぜー??
私のPCからも、ipad2(wi-fiモデル)からも、夫のPCからもまるで見えません。FirefoxもIEもSafariもダメ。ええええ。



他の国のお気に入りサイトはどうなのかと思って見てみたら、英国のロンドン・ナショナル・ギャラリーのサイト(所蔵している全美術品の画像データを見せてくれる太っ腹なサイト)なんかは、ちゃんと見えているのです。フランスのルーヴル美術館のサイトも問題なし。なのに東京国立博物館のサイトの画像は、ひとつも見えやしない。何より、日本のまんがやイラストのサイトの画像がまるっきり表示されない!オタクはこれらのサイトから切り離されたら死んじゃうのにーー(^_^;!

この状態が7日まで続いたため、StarHubへ苦情を言うことにしました。
どのサイトが見えて、どんなサイトが見えなくなっているかをわかってもらうためには、実際にURLを記入したレポートを送るのがてっとり早いと思い、まずはStarHubのサイト(シンガポールのサイトは問題なく見えた)へ直行。サポートのページにメールフォームがあったので、そこに詳細な状況を書いたテキストを流し込み、送信ボタンを押しました。す・る・と…

翌朝10:00にネットを立ち上げたら、日本のサイトの画像が見えてるー!
5〜7日までまったく見えなかったサイトの画像が、すべて復活していました。ページの切り替えもサクサクとできるようになり、それまでの3日間の停滞した動きが嘘のようでした。ユーザーからの苦情にすぐに対応したのだとしたら、StarHubはホントにエラいぞ!

10日には、StarHubの顧客サービスから、メールも送られてきました。
「ご連絡ありがとうございました。その後、お知らせいただいた不具合は続いているでしょうか?もし続いている場合は、以下の手順をお試しください…」
ってな具合に、モデムの電源を切ってリセットし、ネットに再接続する方法を説明した丁寧なメールでした(↑上図)。エラいぞ、StarHub!
リセットせずとも不具合は解消していたので、その旨を返信しました。
「8日の午前中から不具合は改善されています。今はすべてのサイトの画像が見えています。すばやい対応ありがとう!」
すると後日、またStarHubの顧客サービスから、
「問題が解決したとのことで本当に良かったです。また何かございましたら対応しますので、このメールアドレスにご連絡ください」
と返信メールが返ってきたのでした。最後まで手を抜かないすばらしい対応だ、StarHub…!

今回の対応で、今後も引き続きStarHubを使うことに決めました(笑)。
やはりトラブルが起こったときに必要なのは、迅速かつ丁寧なケアだなーと実感しましたよ。先日のコールド・ストレージのかたつむり事件といい(11月2日の日記参照)、シンガポールの顧客対応はしっかりしてるよね。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 雑記 | 21:31 | comments(0) | trackbacks(0) | -
南国の風に吹かれて皆既月食ウォッチング
昨晩は皆既月食がありましたね。ここシンガポールでもよく見えました。
なま暖かい風が吹くコンドミニアムのバルコニーから、わーわー言いながら欠けていく月の写真を連写しました。眼下のプールでも、写真を撮っている人たちがいましたよ。


↑シンガポールと日本の時差は1時間ですよ!

雨季の最中で、毎日のようにゲリラ豪雨級の雨が降っている今日この頃。
しかし昨晩は、月食に合わせて図ったかのようなクリアな夜空でした。F1やナショナルデーなど、重要なイベントがある日は、不思議と雨が降らない熱帯都市のシンガポール。私はシンガポール政府が、雨を回避するために、何らかの天候操作をしてくれているのだと思っていますww

ネットを通じて、他の国の月食観察の様子もリアルタイムでわかりました。
特に日本の友人たちの反応は、顕著で面白かったです。「なま暖かい風に吹かれて月食観察中」とつぶやいていたら、「東京は寒いよ!」「寒いので10分起きに外に出てみてるよ!」などの反応がぽんぽん返ってきました。真冬の日本と常夏のシンガポールで、同じ月食が見られるのって、なんだか不思議です。遠く離れて暮らしていても、おんなじ地球の上にいるんだな〜。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 雑記 | 16:27 | comments(0) | trackbacks(0) | -
気になっていたので行ってみた、スリ・タンダユタパニ寺院
以前からリャン・コートに行くたびに気になっていた寺院がありました。
フォート・カニング・パークの西側、リバー・バレー・ロードから小道をちょっと北へ入ったところにある、ヒンドゥー教寺院。手持ちの「地球の歩き方」にも「るるぶ」にも載っていないのですが、派手なゴープラム(塔門)に惹かれて、先日買い物ついでにフラフラと見に行ってみました。その名もスリ・タンダユタパニ寺院。



靴を脱いで寺院に足を踏み入れてみたら、エラく立派な寺院でしたよー!
内部には、レリーフで彩られた飴色の石の柱が並んでいます。軍神ムルガンを主神として祀っており、祈祷の広間への入口の柱には、長い槍を持ったムルガンの立像が微笑んでいます。少年の神様なので、表情が若々しい感じ。
ムルガンはシヴァの息子なので、あちこちに小鬼を踏んづけて踊るシヴァ(ナタラージャ)の像も見えます。



後で調べたら、このスリ・タンダユタパニ寺院は実は重要な寺院でした。
年に一度の奇祭「タイプーサム」(1月頃)が行われることで有名で、長い串状のもので肌や舌や頬を刺した信者たちが、苦行の行脚をする最終地点になっているんだそうですよ!信仰心を表すための行事だそうですが、写真で見たらものすごく痛そうだった…。来年は、このお祭りを見に行ってみるかなー。



寺院を見学した後で、リャン・コートの紀伊國屋書店へ寄ってみました。
日本の出版社のシンガポール・ガイドをかたっぱしからめくってみたら、「わがまま歩き」にだけこの寺院のことが載っていましたよ。やるなあ。MRTの駅から近くないので、観光客が訪れるにはちょっとキビしいんですけどね。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 見どころ散策 | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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