超都市国家シンガポール的日常 ブログ

HP「超都市国家シンガポール的日常」の日記です。日本を離れた旅好きのオタクは、シンガで生き延びることができるか?
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青き衣を纏いてオーチャード・ロードに降り立つお嬢さん
シンガポールでは、民族性を感じさせる服装の女性をあちこちで見ます。
先日オーチャード・ロードの313@Somersetの前を歩いていたときには、ハッとするほど目を引くマレー系の女性を見かけました。こんな感じです↓。



この青のグラデーションと、補色の芥子色を取り入れたセンスに脱帽!
顔と手以外の肌を覆うマレー系イスラム教徒の典型的なファッションですが、量感の多いヒジャブやワンピースの青系の色が、彼女の存在感を際立たせていました。「その者、青き衣を纏いてオーチャード・ロードに降り立つ…©ナウシカ)と呟きそうになったくらいの眩しさです。ヒジャブの下のターバンにだけ、明るい芥子色を取り入れることによって、顔を明るく見せる効果まで発揮されていました。何というすばらしいセンス…!

ところで、シンガポールはただいま暑季まっただなかです。
一年中暑い国ですが、3〜6月はとりわけ蒸し暑く、屋外では湿気のカタマリにぶつかりながら歩いているような日すらあります。そんなときに、この量感のたっぷりした服をまとって涼しげに道を歩いていた、彼女自身にも感嘆したのでした。隣を歩いていた華人系ローカルの女性はショーパンで思いっきりナマ足を出していたので、余計にギャップが大きかったのです。この体感温度の差は、一体なんなんだ!

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| あさぱん(Asa-Pan) | ファッション | 19:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -
たまにはインドネシア料理を食べてみる
フードコートで、ローカル料理をあれこれ食べてみるのが好きです。
このブログにもチェックしたローカルフードについてよく書いていますが、圧倒的に中国南方(福建)と、インドに由来する料理に偏ってます。ので、たまにはインドネシアの料理を食べてみようと思い立ちました。



足を運んでみたのは、インドネシアのパダン料理のストール。
313@SOMERSETのフード・リパブリックにある、「ダプール・パダン」というお店です。料理は自分の好きなおかずと白いご飯を組み合わせる「マサカン・パダン」が中心。ショーケースに並んだ肉料理や野菜料理の中から、「コレだ!」と思ったものを指差して、お皿に盛りつけてもらいます。インドネシアはイスラム圏なので、豚肉の料理はありません。

私はこの日、鶏肉の甘煮と、ゴーヤーの炒め物を選んでみました。
さらにこの上にカレーに似たスープをかけるのですが、私はコレがちょっと苦手なのでパス。おかずにも十分に味が付いてるし。付け合わせのチリや青唐辛子のペーストを、申し訳程度に小皿に取ってきていただきます。
鶏肉の甘煮はホントーに甘い。激甘!
ゴーヤーの炒め物はかなり苦い。もー少しマイルドさが欲しい。

肉にも野菜にも飽きたら、チリや青唐辛子のペーストをちょっと足すと変化が付きます。が、フォークの先にちょんと付けるくらいで十分です。スプーン一杯なんて足そうものなら、口の中が爆発しますよ。激辛!
なんか中庸がない味なんです、パダン料理って。
結局私は、やっぱり中国南方由来か、インド由来のローカルフードの方が好きだな〜…という結論に落ち着いてしまいました。ごめん>インドネシア料理(´;ω;`)。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 18:25 | comments(0) | trackbacks(0) | -
抱腹絶倒ハウ・パー・ヴィラ
先日ハウ・パー・ヴィラに行ってきました。元はタイガーバーム・ガーデンとして知られていた、コンクリート彫刻中心のテーマパークです。
タイガーバームの販売で財を成した香港の富豪「胡文虎」が、中国の説話や道教の教えを人々に啓蒙するために作ったこの庭園。本場香港にも同じコンセプトの施設があったのですが、残念ながら2000年に閉鎖されてしまったため、今やシンガポールにしか、胡氏の世界観を伝える施設は無いのです。しかしこ、これが…



抱腹絶倒。居並ぶ彫刻が、ことごとくキッチュで楽しすぎます。
何しろ開設されたのは1932年なので、人物の彫刻が着ている服なども、かなりレトロでツボをくすぐります。下の写真は「美徳と不道徳」を人々に伝えるためのジオラマ。賭博やアヘンによって道を踏み外した青年が、不道徳を尽くした果てに、家畜のブタはおろか自分の妻まですべてを奪われてしまうストーリーです。ジオラマの人物たちの派手な色のファッション(特にお姉さんのワンピと髪型…)に注目!



同じコーナーに、「カメの恩返し」というジオラマもあります。
これは美徳を表すもので、ある日市場に運ばれていたカメを、気の毒に思った青年が助けてあげる物語です。数年後、青年が乗っていた船が難破したときに、いつかのカメが現れて、荒波の中から青年を救出する…という中国版の「浦島太郎」。船が難破する場面はまるでタイタニックのようですが、救出されたカメの背中で踊っている青年のポーズが、調子に乗りすぎちゃってます。「美徳を体現しているはずの青年が、そんな態度でいいのか!」とツッコミたくなるくらいです。こんな笑いのツボでいっぱいなのが、この彫刻庭園の魅力です。





園内には漢の将軍の漢鐘離の像の横に、なぜか日本の相撲の力士像がいるコーナーもあります。強そうなものなら何でもいいのか!
さらに、園内のあちこちには、なぜかオーストラリアやアフリカの野生動物たちのコンクリート彫刻もいます。キリンがバッファローと果敢に戦っていたり、ダチョウの背中にカメが乗っていたり、「こんなん現実にはあり得んわ!」と笑い転げてしまうものも多いのですが、どの動物もみょーに愛嬌があってついカメラを向けてしまいます。これ、今だからこそ笑えるけど、当時は大まじめに作ってたのかなあ。



こんな抱腹絶倒のハウ・パー・ヴィラ、隠れたお笑いスポットとしてオススメです。なんといっても入場無料ですから。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 見どころ散策 | 17:15 | comments(2) | trackbacks(0) | -
サムイ島で楽園生活
週末を利用して、タイのサムイ島へ行ってきました。
シンガポールからは飛行機で2時間弱。周辺諸国のリゾート地へ、どこでも直行便で2時間くらいで行けちゃうシンガポールは、本当に便利なところですわー。



1泊目は東部のチャウエン・ビーチのこぢんまりとしたホテルに宿泊。
オーナーがフランス人だったので、すかさず「明日は大統領選挙ですね♪」と話題をふってみたら、いろいろと母国やEUの未来について憂慮していることを話してくれました。でも、在外選挙には行かなかったそうだ(笑)。
このホテルには黄緑の目のトラ猫がいて、オーナーに猫可愛がりされていました。人に対して全く物怖じせず、プールサイドのガゼボで宿泊客と一緒にお昼寝しちゃうような大胆不敵な子で、微笑ましいのなんの。さすが楽園の島に住む猫ちゃんです。



2泊目は西部のタリン・ガム湾に移動。人里からすごーく離れた所です。
やたら広大なリゾートホテルが数軒あるだけなので、ホテルの敷地内で俗世から切り離された休日を楽しむことになります。我々が泊まったインターコンチネンタル・ホテルも、まさにそんな「隔絶された地上の楽園」でした。プールサイドで海を見ながら、ひたすら泳いでお昼寝して本を読んでダラダラ過ごしましたよ。
ホテル内はWifiフリーだったので、パラソルの下ではiphoneやipadをいじっている人が多かったです。今や南の島のプールサイドでは、読書よりもネットが中心なのですなー…。って、私もipadで「サムイ島で楽園生活中♪」などと、Facebookに海の写真を嬉しげにアップしていたけどね(←おバカ)。こんなんじゃ、せっかくの隔離パラダイスも台無しです。



ところでインターコンチで夕食を食べていたら、隣のテーブルで小さな女の子の誕生日を祝っていました。それで一緒にハッピーバースデイの歌を歌ってあげたら、お母さんからバースデイケーキのお裾分けをいただいてしまいましたよ!(立派なホールケーキを召し上がっておられた)
お礼を言いつついろいろお話ししているうちに、そのご一家はシンガポーリアンで、奥様はインターコンチのエライ人であることが判明! 出張でしばしば周辺諸国のインターコンチを使う夫は、すかさず各国の同ホテルへの要望を、彼女に提言していました。人間、楽園で怠惰に遊んでいるときにも、思わぬ出会いがあるものですね。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 旅行 | 19:22 | comments(0) | trackbacks(0) | -
シンガポールで作る料理と食材
いつもフードコート等で食べるローカルフードのことばかり書いているので、たまには私が作る料理や使っている食材のことを書こうと思います。
シンガポールは東京23区とほぼ同じ大きさの都市国家なので、自国で野菜などの生産はほとんどできません。なので、必然的に周辺諸国から入ってくる食材に頼ることになります。ある日私が作った料理と食材は、コレです。



先日作ったオードブルと、その食材。
爪楊枝を差してある一口サラダは、土台にキュウリを使っています。これはマレーシア産のもので、その商品名は「Japanese Kyuri」!世界的にはキュウリはかなり太い品種が主流なのですが、我々におなじみの細いタイプのキュウリは「日本式キュウリ」として流通してるんですヨ!味はちゃんと日本のキュウリと同じです。

同じお皿の右手にあるのは、チェッカーフラッグ風リンゴのオードブル。
これはニュージーランド産の「ロイヤル・ガラ」というリンゴを使っています。赤道直下のシンガポールには、北半球からも南半球からも、様々な種類の野菜や果実が大量に入荷します。このリンゴは甘みと酸味がバランスが取れていて、なかなかグッド。
写真の中に映っているガラケーと比べてみるとわかると思いますが、日本のフジなんかに比べるとかなり小さいです。だからこのように、小ジャレたオードブルのお皿に並べるのに適しています。
ちなみにこのオードブルは、先日夫の誕生日のために作ったものです。なので、いつもこんなに凝ったリンゴの剥き方をしているわけでは、決して、ない(笑)。



上の写真は「豚肉とナスの塩麹炒め」。いま塩麹にハマってます。
先日一時帰国したときに、友人が「いま日本で話題の調味料!」と言って塩麹をプレゼントしてくれたのです。が、あまりの便利さに、瞬く間に使いまくってしまいました。おかげで日本から出張でシンガポールに来た方に、新たに何瓶か買ってきてもらった始末です。トホホ。
それはそうと、シンガポールで売っているナスは、上の写真のとおりやたらとでっかいのです。これ一つで、豚肉とナスの塩麹炒めの、四人分や五人分はラクに作れます。日本のレシピ本に書いてある分量のナスを、忠実に投入した日には、ナスだけがやたら多い料理が出来ちゃう。ローカル食材を使う際には、そのへん十分に注意が必要なのでした…。

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| あさぱん(Asa-Pan) | 食材、料理 | 17:45 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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