リトルインディアにディーパバリのナイト・バザールを見に行きました。
ディーパバリとは、ヒンドゥー教の暦で新年の日を祝う
「光の祭典」です。リトル・インディアでは9月下旬から、中心部のセラングーン・ロード等が華やかにライトアップされています。セラングーン・ロードから一歩入ったキャンプベル・レーンには、全体をテントで覆ったバザールが設置され、大変な熱気です。
今年のディーパバリの本祭は、11月13日に当たります。
なのに、一昨日我々が訪れた段階で、ナイト・バザール付近のセラングーン・ロードの路上は、
既にカオスな状態になっていました。事実上通行止めにして僧侶の乗った山車が練り歩いているわ、インド系の皆様は細長いクラッカーで紙吹雪をまき散らしてるわ、供物と聖火の載ったお盆にむらがって聖灰を額に付ける人もいるわで、大騒ぎ!いま、夜間に車でセラングーン・ロードを通るのは、かなり苦労するかも…。
普段、花火などの火気は厳しく規制しているシンガポールですが、さすがに宗教上のお祭りのときは、公道で火を炊くのもお目こぼしがあるみたいです。路上には何人もの警備員がいましたが、取り締まりは緩かったよ(笑)
バザールで圧巻なのは、入り口近くの吊り飾りを売るコーナー。
お花やゾウやランプなどのモチーフを連ねた吊り飾りが、びっしりと垂れ下がっているのです。まるで「魔女避けのお守り」をいっぱいに吊した、ハウルのお城の中の部屋みたい(←オタク的表現)。明るい原色や金色がふんだんに使ってあるのが、いかにもインドっぽくて目に楽しいのです。
バザールには、美しく着飾ったインド系女性がいっぱい来ています。
日常生活でもカラーコーディネートに手を抜かないインド系女性が、お祭りのためにいつも以上に着飾った姿は、そりゃー圧巻です。サリーやパンジャビ・ドレスの色にアクセサリーを合わせているだけでなく、靴やバッグに至るまで、服地と同じ色なんて人もざらにいます。
屋台でもカラーバリエーションを揃えたアクセサリーやバッグが、ずらりと売られていました。きっとこういうお祭りの機会に、女子は皆ここぞとばかりに補充するんでしょうねえ…
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