東日本大震災から、昨日で2年が経ちました。
先週末に夫と水戸の偕楽園へ梅を見に行ったところ、園内では「いばらき復興県産品まつり」というイベントを開催していました。被災した地域の皆様のがんばりを見ていると、頭が下がる思いです。私も、自分にできる被災地支援を続けていこうっと。
それにしても、梅が見頃の偕楽園はものすごーく人が多かったです。
園内は梅の甘い香りで天国のようでしたが、何しろ花粉が飛ぶ季節なので、かなりの人がマスクを着用しているんですよね(´Д`;)。私も例外でなく、クシャミばっかりしていました。シンガポールでは杉花粉が飛ばないので、ここ数年は何だか
花粉症を克服したような気になっていましたが、とんでもない。本帰国したらあっという間に元通りでしたよ、トホホ。
日本で梅の開花に春を感じるように、シンガポールに住んでいたときにも、2-3月に咲くのを楽しみにしている花木がありました。
サラカ・タイピンゲシスというマレー半島に分布する花木で、丸い形に密集して咲く黄色の花が特徴。仏教三大霊樹のひとつ、「無憂樹」の仲間です。
1月から咲き始めて4月には花が終わるとされていますが、いちばん盛んに咲いているのは2-3月。シンガポールでは雨季が明けて暑季に入る頃なので、常夏らしい気候を連れてくる花だなーと思っていたものです。
この黄色い花は、ボタニック・ガーデンでは、知る人ぞ知る花でした。
咲く期間が限られているからか、萼片が密集して毬のような形になるのが珍しいからか、はたまたお釈迦様が生まれた地にあったと言われる花木だからか?!開花期になると、三脚を立てて写真を撮るアマチュア・カメラマンが、よく出没していたものです。
まるでポンポンを縫い付けて着飾ったかのような木が、とても愛らしいのです。
これらのサラカ・タイピンゲシスの写真は、昨年の3月に撮ったものです。今年もボタニック・ガーデンでは、黄色い花が灯火のように人を集めていることでしょうね。
↑ランキングに参加しています。押していただけると励みになります。
↑本家サイト。